♯02 泣きたくなるほどに・・・

「ありきたりな話ですけど」


キーボードを叩きながら。


あの時、読んだ小説や漫画。

あんな感動を書けたらなぁ、と。


思ったことはありませんか?


泣きたくなるほど。

切ない想いを文字の中で写し出せたら。


こんな。

嬉しいことは、ないですよね。


さてさて。

今宵も酔いの中で。


自分で出した。

無茶な御題を。


苦笑している。

私、です。


※※※※※※※※※※※※※※※




第1話 僕は僕、貴方は貴方

人、それぞれ。

感性は違います。


泣きたくなるほどの感動なんて。


そうそう。

あるものでは、ありません。


自分の苦しい境遇に食いしばっている方。

遠くから見守ることに疲れた方。


それぞれに。

頑張っては、いるものの。


人に言うほどの。

感動も、図々しさも無いですよね。


そう、なんだよなぁ。

分かり切っては、いるけど。


夜、遅く帰ったアパート。

ただいま、と言っても。


誰も答えてくれない。

暗い部屋。


小さな君の肩が。

季節外れの寒さに震えていても。


抱いてくれる。

優しい腕はありません。


だからこそ。

君を慰める何かを。


ここに。

綴りたいなぁ。


・・・なん、つってぇ。(笑)


※※※※※※※※※※※※※※※



第2話 夜中のメール

僕は朝型だから。

メールを開くのは当然、早朝です。


あらあら。

23時のメッセージ。


君はこのメールを配信した後。

終電で家、もしくはアパートに帰って。


遅い食事をとって。

眠ったのでしょうか。


翌朝は寝坊もできないのに。

頑張り屋さん、ですね。


若い君。

僕の息子よりも、ずっと。


うん、若いから。

それほどでも無いよね。


でもでも。

他に楽しい事、沢山、あるから。


そう、言いたいけど・・・。

難しい、かな?


何が幸せだとか。

この歳になっても分からない僕だから。


う~ん・・・。

どう、ですかねぇ。


少なくとも。

貴方は、貴方自身を。


今よりも、ずっと。

好きになっても。


オーケー!


バッチ、グー!

・・・です。(笑)


本当。

そうですよ・・・。


※※※※※※※※※※※※※※※


第3話 あとがき


この御話は。

僕が仕事で携わっている建築現場での一コマです。


息子よりも若い。

小さな女性が。


毎日。

夜、遅くまで。


まあ。

僕の若い頃も、そうだったですけど。


皆さん。

頑張ってますよね。


近頃の若い者は・・・。

なんて、僕は決して言いません。


何故なら。

僕が若い頃に、散々言われたことだから。


だから。

応援したいのですよ。


あの子には届かないかもしれないけど。

カクヨムの皆様には伝えたいのです。


疲れたら。

休んで、良いんですよ。


甘いお菓子も。

食べて、良いんですよ。


人生は。

意外と、結果オーライですから。(笑)

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