大海世界 超越力を与えられた世界

半目真鱈

第1話 転生準備

「ここはどこだ」


今僕は、真っ白い部空間に一人でいた。


僕は部屋で一人ゲームをしていた気がするけどここはどこだ何でこんな所にいるんだろうそう考えていた所に一人の女神とも言うべき凄く美しい女性が突然現れた。


「貴方は残念ながら死んでしまいました。」


その言葉を聞いた途端頭の中が空っぽになった。


「どういうことだ何で僕が死んだんだそれに僕はゲームをしていただけなんだけど」


僕は目の前の女性に向かって理性を抑えきれずに怒鳴ってしまった。


「それについてはすみませんが説明できません本当にすみません」


そう頭を下げて本気で謝った事を見て、頭の中を整理できて僕は目も前の女性に悪い感情が出てきた。


「あーっごめんなさい急に怒り出してそれでなんで僕は死んだんだそれとなんで僕はこんな何もない所にいるんですか?」


そう僕は、目の前の女性に説明を求めた。


「貴方が死んだ経緯については本当に説明できません」


そう目の前の女性は、本当に説明が出来ないと暗い感情が見えてきた。


「それと貴方の名前等を聞いても良いですか?」


そう僕は、改めて目の前の女性の名前を尋ねる。


「私は貴方のような地球人が住まう世界を作った創造神であるテルースデウスよ」


それに僕は脳がショートするかと思った。


「それでテルースデウスさんで良いかですか?」


「ええそれと地球神と呼んでください」


「それじゃあ地球神さん僕はなんでこんな真っ白い場所にいるんですか?」


そう僕は前々から思っていた事を聞く


「それは貴方にしか出来ない事をしてもらいたいのです。」


そう言葉を紡ぐ地球神さんは本当に辛そうに今にも自分は死ぬんだと言う表情をしていた。


「それっていったいどんな使命ですか」


それに対して僕は自分の正義感にしたがって行動する


「それについては説明しなくではなりませんね。

先ず端的に言うなれば貴方をここに召還したのは、新たな世界に転移してもらいそこで力を磨き最悪の魔神を討伐する為の力となっていただきたいのです。かの魔神は世界を滅ぼさんとする最低最悪のものなのです。

その魔神を討伐する為に貴方様の力をお借りしたいのです。」


こう涙ながらに力説されては自分は、聞いてしまいたくなる


「どうかお願いいたします石狩正義様」


石狩正義それは僕の名前であり父がこの名前に合うような正義感のある立派な人間になるんだぞと言う願いを込めてなずけてくれた大切な名前だそうだ父は死んだ母は死んで兄弟はおらずに祖父母などはもう他界していて自分自身もクラスでは自分の性格のせいであまり友達はおらず日々人助けをしながら暮らしていくのかと思った情景が思い浮かんだ。


「あのこの話僕が受けます。」


この場に正常な人物がいたならば直ぐに断るというだろうでも自分は元の世界で独りぼっち思い残す事はないならば自分の正義感の元にこの選択に後悔を持たずにこの女神の使命を受けようと思った。


「ありがとうございます」


その笑顔は見るもの全てを魅了するような顔と涙を流しながらも精一杯の笑顔を見せてくれた。

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