第15話 まるで人殺しの夢

まるで人殺しの夢だ


そう思ってコクヨウはは目を覚ます。

また、自分は首だった。記録を見て、死者が一名。関係があるかわからないがミケの母親。


そりゃ、もし子供の出産中に、子供の生首を持った首無し騎士が、土砂降りの中現れたら、生きるべき者も魂が逃げよう。


何度も見る夢なのに。


自分は、馬を盗んだ側ではないか。  

首狩り騎士も、首無し騎士も、知らない。

ただ、時折り闇の中にいる。


自分はその度に魔王になろうといているのでは、と思う。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る