春休み編

第44話誕生日

今日は俺の誕生日、また一つ年をとったと言う事だ。

(うーんー)


(おはよう、弟君)

ベットから、体を起こすと、姉が居た。

(やだな、弟君誕生のお祝いに)


(そうですか)


(もう、連れないな)


(そうか?)


(そう言う所だよ)


(そんな、事はどうでも良くて)

自分から話し、始めたのに、何と勝手な姉だ。

(何だよ)


(何か、欲しい物とか、行きたい場所は無いかい)


(お姉さんが、買って上げるし、連れて行って上げよう)

姉はドヤ顔で、言って来た。

(欲しい、物か)


(うーん)


(何でも良いいんだよ〜)


(何でもか)


(何でもだよ)

めちゃくちゃ悩む、昨日もだが改めて、何でもと、言われても凄く悩む。

(じゃあ)


(おう、どうした弟君)


(CDとか、色々買って良い)


(全然、良いよ)


(あざーす)


(取り戻す、ご飯食べようか)


(そうだな)

取りあえず、下に下がる

(おはようございます)


(おはよう、真二、誕生日おめでとう)


(ありがとう)


(母さん、真二借りてくは)


(あら、夜までには、帰って来てね)


(ほーい)


(朝ご飯、もう少しで出来るから)

そこから、出された朝食をして食べて、着替え等を済ませて、姉といしょに出かけた。

(弟君、何のCD買うんだい?)


(そんなの、決まってんだろ、ラブパレットや)


(良いね)


(私も買おうかな、漫画本)


(ええやん)

ちなみに姉は、漫画が大好きである。

そんな会話を、して居ると駅に付いた。

駅から電車に揺られて、約5分高校の最寄り駅に付いた。

(付いたね、弟君)


(付いたな)

改札を通り、人混みをかき分けて、目的地のお店に、付いた。

(さぁ弟君、好きな物を買って来なさい)


(ありがとうございます)

お言葉に甘えて、早速ラブパレットのコーナーに向かった。

数あるCDの中から、宮ちいのソロ曲と、グループのアルバムを姉に、持って行った。

(よろしく、お願いします)


(アイよ、任された)

姉は 寿司屋の様な返事をして、レジに商品を持って行った。

それから、5分くらで、姉が帰って来た。

(お待たせしました )


(姉ちゃん、ありがとう)


(どいたしまして)

その後は、姉と本屋に行った。

(じゃ悪いけど、ちょっと)


(はいよ)

10分くらいで、姉が買い物から、帰って来た。

(お待たせ)


(全然)

手には、大量の漫画本があった。

(さぁ帰るか)


(そうだな)

本屋から、駅まで歩いて居ると、ふと昔不登校の時に、姉が買い物やら、何やらに連れて行ってくれた事を、思い出して、懐かし気分になった。

(弟君、どうした、私の顔何か付いてる?)


(何でも、ねえよ)


(そうかい、今日の晩御飯何だろな)


(そうだな)


(今日は、祝酒や)


(飲み過ぎるなよ)


(厳し)

本当に姉には、感謝しか無い、改めてそお思う、帰り道だ。



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