闇の瘴気そしてイレギュラー

ダイアウルフの森の入り口に来たが全くと言っていいほどなにも感じれない…森の中のダイアウルフや魔物は結構殺されたな

しかもダイアウルフの森は、初心者向け…そこに闇の瘴気があれば厄介か、速く潰そう


キリ「よし行くか」


モッブ「おう!」


力強く返事をしてくれたモッブと共に獣道を歩いて行くと


モッブ「うげ!?」


キリ「…」


死体の姿になっている魔物がいた、殺されてかなり時間が経ったのかその死体は食い荒らされていた。


キリ「大丈夫か?」


モッブ「あぁ、驚いたが大丈夫だ」


その返事を聞いて安心し、先へと進む、そして先へと進む事に増える死体、先にいるな


キリ「いた…」


モッブ「マジでいるな…」


森の広場、そこは元々ダイアウルフの長がいる場所だがそこにいるのは悪魔がいた


人型で角を生やし翼付きしかも鎧もあるときたコイツだな


モッブ「…どうする?奇襲でも仕掛けるか?」


キリ「…そうだな俺が囮になるなってる間お前はその大剣で闇の瘴気をたたき斬れ」


モッブ「…分かった」


作戦会議が終わるとキリはその場で立ち上がり


キリ「よぉ?勇者に負けた負け犬さん?」


ディザスター「!!!」


ディザスターを煽り、タゲをこっちに向けた。


キリ「我が主神よ我の目の前の魔の者に裁きを!神罰ジャッチメンド!」


聖魔法の最強技神罰を初っ端から使いディザスターの場所から眩い光が天から下りてきてディザスターに降りかかった。

その瞬間ディザスターは苦しみもがき俺の方へと突撃してきた。


モッブ「これでしまいだぁぁ!」


モッブは完全にディザスターの後ろを取りそのままディザスターを倒した。ディザスターがいた場所に闇のオーブが落とされる

それを俺が拾った


モッブ「…なぁお前一つ聞きたいんだけどお前魔法の威力すごくね…?」


キリ「…鍛錬に鍛錬を重ねて正解だった」


そう前にモッブと組んだ時に見せた魔法は弱かったのだそれが悔しく見返してやると思い鍛錬して良かった


そう話していると



「キャァァァ!」


と悲鳴が聞こえてくる


キリ「…行くぞ」 


モッブ「そうだな」


モッブと俺は全速力で走り悲鳴が聞こえた場所へ来たがそこにいたのは、


「グァァァ!」


ワイバーンと


「助けて!」


一人の助けを求めている少女だった


キリ「…モッブあの子を頼んだ!」


モッブ「わかった!ワイバーンは任せるぜ!」


ワイバーンが少女に鋭利な爪で襲いかかる所にすんでのところで間に入りワイバーンの爪を剣で受け止め距離をとった。


キリ「イレギュラーだな…モッブその子を連れてギルドから増援を呼ぶよう言ってくれ」


モッブ「わかった!絶対に死ぬなよ!」


そう言うとモッブはさっき来た獣道に戻っていった。


キリ「さて…相手して貰おうか…」


「グァァァ!!!」


ワイバーンは激昂したような鳴き声を上げる

俺もすぐさま魔法を唱える


キリ「炎よ、自ら姿を作りの前の敵を焼き尽くせ!怪物の炎サラマンダー!」


「グァァァ!」


俺はワイバーンの咆哮が終わると同時に火炎魔法であるサラマンダーを使った。

がワイバーンも負けじと炎を吐いてくる拮抗勝負が続いていきお互い同じタイミングで炎を撃つのをやめた


キリ「厄介な!なら、ライトニングソード」


グァァァ!!!!


キリは自分の剣であるエクスに雷をやどしワイバーンに斬りかかるがワイバーンの攻撃を裁き斬ることで精一杯だったが

キリは身体能力を魔法で強化しワイバーンを斬りつけ翼を大きな傷をつけることに成功した。


グァァァ!?


キリ(魔力の消費がえげつなすぎる…)


キリが魔力不足で倒れかけると同時にワイバーンも傷ついた翼を必死に動かして逃げたのを見て安心したのか意識が遠くなっていった。


キリ(やった…ぞ…)


「おい!こっちだ!」


と聞き慣れた声を最後に聞き倒れた。

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