第9話ちょっとコーヒーブレイク

日本の宗教観について、話したい。よく日本の若者は、宗教には興味がない。と、無宗教であると豪語する。しかし、若者たちも桜の花見はする。

桜の花の下で酒を飲み、どんちゃん騒ぎ。

だが、花見は元々神道の宗教行為だ。

さくらの、「さ」は神様の意味、「くら」は神様が座する所の意味。

だから、人々は季節になると桜の木に酒や食べ物を供えた。

そして、そのお下がりとして酒等を飲んでいたのだ。

桜の花期が長いほど、豊作が期待された。

そんな事を知らない、一般市民は無宗教を謳いながら、神道の習わしを行っている。花見だけではない。

クリスマスはキリスト教、大晦日は仏教、初詣は神道、そしてお年玉は道教の習わしだ。

知らず知らずのうちに、宗教と関わっている。僕の家は浄土真宗であり、南無阿弥陀仏と仏壇で唱える。

別に無宗教でもいいが、日本の文化は色んな宗教行事にあふれており、それに参加するのに、宗教には興味が無いと言うはどう事だろうか?

まぁ、深く考えないで、みんな知らず知らずのうちに宗教行事を行っているのだ。

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