第4話


結局はーさんと


学校


春さんと目があった。


だけど、顔を逸らされてしまった。


「優!!」


「はい!!」

夏さんに代わりに呼ばれる。


「アンタ、春が元気ないんだからなんか買ってきてあげなよ」


「は、はい!」


「まっ」


俺は言われるまま買いに行った。


とりあえず、


「はい、どうぞ」


「・・・ん」

夏さんにはぶどう


「春さん、これ飲みます?」


「・・・ありがとう」


「はい」


「えっ」

夏さんもビックリしている。そして俺も。春さんに感謝されてたのは初めてかも知れない。


「春、大丈夫??本当に元気ないよ」


夏さんは本格的に心配し出した。


「・・・大丈夫」

ーーーー


その日、俺は口封じに脅迫とかされるかも知れないと思っていたが、そんなことは無かった。


夏「ねぇ春」


「何?」


「もしかして、彼氏と何かあったんじゃないの?」


それを聞くのは


「・・・っ!何もない!」


「やっぱり何かあったんでしょ。」


「本当に何もないって」


そして、春さんは走って先に行ってしまった。


はーさん

ーーーーーー

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