4、chatGPTで小説校正させる呪文&使い方

4、chatGPTで小説校正させる呪文&使い方

 まず、小説を大体500文字ごとに分割します。理由は先述したとおり、文章が長いとchatGPTがうまく分析してくれないためです。

 次に以下の文章を入力します。


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あなたは優秀な校正作業員です。

今から小説を校正してもらいます。不必要な言い回しや重複した表現は修正してください。また、副詞もできるだけ削ってください。

出力は「修正する文」、「修正後の文」、「修正した理由」のみを以下のフォーマットで提示してください。「修正した理由」は簡潔にお願いします。


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修正する文:

修正後の文:

修正した理由:


以下、校正する小説です。

———————

(自分の小説をコピペ)


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 そしたら、「修正する文」、「修正後の文」、「修正した理由」で出力されます。


 あくまで、出力された内容は「参考程度」に留めてください。たまに支離滅裂なことを言ったり、文脈を理解していない出力がされる場合があります。

 使い方としては、校正作業中に「ここもっといい文言がないかな」と思った時に確認してみてください。僕はこの方法で従来の3分の1の時間で校正を行うことができました。


補足)

 使うモデルは「GPT4」が圧倒的にいいです。ただ、GPT4は課金要素が必要になります。

 また、「Settings」→「Data Controls」から「Chat history & training」をオフにしないと、chatGPTとのやりとりを学習されます。すなわち、作品の情報がOpenAIに筒抜けになる、ということです。気をつけてください。

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