第23話(SIDE E・F)


「ヒャッハー! 俺の通常攻撃は全体攻撃で六回攻撃だぜ!」


「要は広範囲で威力があるってことだ」


 ミノタウロスが右のハルバードを振り回すと火炎と雷撃と猛毒の黒い霧が発せられ、左のハルバードからは凍結と光の矢が放たれ、さらに地面から岩の槍が生じた。地水火風・光闇の六大属性を有する攻撃であり、さらには直撃すれば今の総司達でも即死は免れない威力だ。若葉と匡平と葵はジャンプしてその攻撃を躱すが総司と里緒は避けきれず、岩の槍と光の矢と猛毒の直撃を食らってしまった。


「くそ、やられたな」


「痛かったです」


 身代わりとなってクリティカルを引き受ける「アイギスの護符」が三つ、砕け散る。総司はすぐに宝玉をコピーして補充した。


『それで済ますなよ?! バランス考えろよくそったれ!』


 罵声を上げるミノタウロスが追撃を加えんとし、


「設定したのお前だろ」


「今度はこっちのターンだ」


 その前に匡平と若葉が反撃する。匡平の「妖刀ムラサメブレード」がミノタウロスの右腕を斬り落とし、若葉の「皇帝の拳」が左腕を打ち砕いた。両腕を奪われたミノタウロスが悲鳴のように雄叫びを上げる。


「胸の真ん中の赤いコアが弱点だ!」


「判りやすいね!」


 総司の指示に葵が「アポロンの弓」を引き絞った。周囲の魔力が収束し、光が凝縮して矢の形となり撃ち放たれる。狙いを付けなくても撃つだけで必中するその攻撃は、ミノタウロスの紅いコアを射抜き、打ち砕いた。ミノタウロスが膝を屈し、黄金の身体が錆びるように急速に腐食していく。


「やったか?」


「……終わったの?」


 あまりのあっけなさに葵と里緒は目を丸くし、若葉と匡平は険しい目をしている。


「委員長?」


「さすがにこれで終わりだとは思えない」


『ヒャッハー! その通り!』


 総司がそれに答えるより先に、岩舞台の地面を通り抜けるようにしてミノタウロスが湧いて出た。倒されたミノタウロスが塵となって消えて、代わりのミノタウロスが再び彼等の前に立っている――無傷の、二体のそれが。


『この「迷宮の守護者」はHPが半分になったら二体のコピーを生み出す! HPも百パーセントだぜ!』


「クソゲーすぎるだろ、バランス考えろよ」


 匡平の悪態にミノタウロスは嘲笑を返した。若葉達の焦燥に満ちた目が総司へと集まり、


「落ち着け、一撃でコアを破壊すれば分裂は防げる」


『やってみせろよ! できるものなら!』


 ミノタウロスがハルバードを振り回して全体攻撃の六回攻撃を撃ち放つ。総司達が大きく散開してそれを避けて仕切り直しをし、第二ラウンドが開始された。






『あなた……狂ってるわ』


『他に方法がなかったんです』


 エムロードと総司の間でそんなやり取りがあったのは昨晩のことだった。そしてつい今、迷宮上部の岩舞台で「迷宮の守護者」と総司達が最後の決戦を始めたところである。

 同時刻、迷宮内部のターミナルにはヴェロニクとその部下一〇人程度、それにエムロードと総司と匡平がいる。さらにその部屋にはブラウン管テレビによく似た形のアイテム、魔法のパソコンがあった――一台だけではなく、何百台と。それらは部屋の一方に並べられ、高々と積み上げられている。さらに、


「増えろ!」


 総司は魔法の鏡を使って魔法のパソコンを次々と増やしていき、ヴェロニクの部下の兵士がそれを順々に積み上げていった。エムロードはその悪夢そのものの光景から目を背け、部屋の片隅でうずくまっている。


『耐えられないのなら外に出た方がいい』


 心配した匡平が何度か声をかけるが彼女は『余計なお世話よ』とくり返すだけだった。


『狂っている……どうかしているわ』


『俺もそう思う』


 嘔吐感を必死にこらえつつ彼女は代わりに雑言を吐き出し、匡平もそれに同意せざるを得なかった。蒼白となり、エムロードに負けないくらいに今にも倒れそうになりながらも総司は魔法のパソコンを増やし続け、匡平の心配そうな視線は総司へと固定されている。

 ――魔法のパソコンを使って迷宮にクラッキングを仕掛けてデータを改竄する、この作戦の要諦はたったそれだけである。だが、魔法のパソコンをパソコンになぞらえるなら迷宮本体は富岳のようなスーパーコンピュータだ。たった一台のパソコンで対抗できるはずがない……だがそれを百台、二百台、三百台と連結させればどうだろうか? 正面からぶつかれば力負けするとしても、改造データを数時間維持するくらいはできない相談ではない。

 だが総司がディアデムから借りた魔法のパソコンは大海千里を改造して作ったもの、そのコピーだ。そして迷宮本体のサーバは何百何千とコピーされた大海千里シリーズ。借り物のこのパソコンをコピーしたところで大海千里シリーズを増やすだけ。魔法のテレパシーで迷宮本体と連結されて迷宮を増強するだけの話である。ならば、大海千里シリーズ以外の魔法のパソコンを用意しなければならない。

 そのための設計図と術式はリポップした最初から総司の手の中にあったのだ。その水晶玉がファーストコピーの、皇帝ミシマ・ソウジから託されたものであることは言うまでもないだろう。迷宮を攻略するにはこの方法しかないと皇帝ミシマ・ソウジは結論を出し、総司もまたそれを理解したのだ。残る問題は誰をパソコンに改造するかだが――それこそ、答えは一つしかない話だった。

 パソコンに改造するのは、元はただのデータである総司達五人の誰かでなければならない。逆に言えば総司でなくても、匡平でも若葉でも葵でも里緒でもいいのだが、客観的に考えて誰を改造したときに一番パソコンのスペックが高くなるかと言えば、これまた答えは一つしかない話だった。頭の回転や魔法に関する知識だけでなく、「解析」というその祝福こそがクラッキングに最も適しているのだ。「複製」という祝福を有するからこそ元老院が大海千里を選んだのと同じように。

 またそもそも論として、匡平、若葉、葵、里緒の四人のうち誰かを魔法のパソコンに改造し、さらにそれを何百台にもコピーするなど、総司の人間性と倫理観では到底耐えられることではない。それを選ぶくらいなら自分を生贄にした方がずっと気が楽であり――この点こそが大海千里やエムロードをして「狂っている」と言わしめる最大要因なのだが、総司自身がそれをどこまで判っているかは疑問だった。

 もっとも、コピーする側の総司が覚悟して実行したことでも、される側も同じように納得しているかと言えば必ずしもそうではなかった。


『いやだ、いやだ、いやだ、死にたくない死にたくない死にたくない』


『出して! ここから出して!』


『俺自身がこうなるって判っていたらこんな方法を選ばなかったのに』


『どうしてお前だけ普通の人間のまま』


『お前も死ね、死んでしまえ』


『俺達をこんな目に遭わせて、自分だけ生き残ろうなんて考えていないよな?』


 魔法のパソコンに改造され、目も耳も手も足も奪われて狭い箱に閉じ込められた何百人もの総司達は、全力でクラッキングを仕掛ける一方で己が境遇を嘆き、恐怖に震え、泣き喚き、絶望し、一人だけ人間の身体を保つ自分自身を呪い、あらん限りの罵詈雑言を浴びせている。その上魔法のテレパシーで連結されているのでその感情も、感覚も、罵倒も、全てが直接総司の脳へと流れ込んでいた。心に機関銃の十字砲火を浴び続けるようなもので、まともな人間なら数分だって耐えられないだろう。総司は昨晩からこの地獄に耐え続けており、祝福によってその片鱗を理解しているエムロードが「狂っている」と評するのも無理からぬ話だった。

 今、総司は無間地獄の只中にいる。だが大海千里はもう二〇年も前からこの地獄に放り込まれており、その主要因となったのが総司なのだ。それを思えばわずか一日も経たないうちに泣き言を言うのは許されることではない。


「これが俺の戦いで、これが俺の贖罪なんだ!」


 目の前で今、新たな魔法のパソコン――三島総司シリーズが生み出され、それが絶望に囚われている。総司はその事実に折れんばかりに歯を食いしばりながらも、さらにコピーでパソコンを増やそうとした、そのとき。


『なんだ?』『この振動は?』


 ヴェロニクとその部下が迷宮の天井を見上げた。遠方からかすかに聞こえる地響きのような音と、わずかに伝わる振動。振動によって天井の石材やそのつなぎ目から砂や砂利が落ちてきて、兵は不安そうに上を見上げた。メダール高原や旧帝都アマギールを含む広大な一帯は大陸の中でも地震がほとんど発生しない地域であり、兵士達は地震の経験どころかその概念すら持っていない。そのためその動揺も一際大きく、ヴェロニクですら平静を装うのは難しかった。


『何が起こっている?』


『上で戦闘が始まりました。この揺れはその余波です』


『大丈夫なのか? 迷宮が崩れることは』


『この程度じゃ崩れませんよ』


 それができるなら最初から――総司は口の中だけでそう呟く。


 「迷宮の守護者」は迷宮を守るようその行動をプログラムによって制約されており、これがいくら激しく動き回って戦い、攻撃を放ったところで、迷宮が崩れることはあり得なかった。攻略アイテムにしてもそれで迷宮を破壊するには力不足である。


「問題はそれよりも……」


 その懸念が現実となったのは戦闘開始からある程度の時間が経ったからだった。






 同時刻、場所は迷宮上部の岩舞台の上。


『GAAAAAAA!!』


 胸の前で腕を交差したミノタウロスが突進する。その体勢のままでは攻撃できないが、そのスピードと質量自体が脅威だった。目の前に迫ったミノタウロスを若葉はジャンプして避け、その勢いのままに敵の頭部に蹴りを叩き込む。さらに後ろに回り込み、「皇帝の拳」をその脊椎に叩き込んだ。背骨を砕かれたそれが二つ折りになって倒れ――二体のミノタウロスが地面から湧いて出てくる。葵が「アポロンの弓」で三連撃をするが、それで殺せたのは傷付いた一体だけ。新たな二体は交差した腕でその攻撃を容易く弾いていた。

 もう一体のミノタウロスは里緒に狙いを付けて突進してきた。匡平が「妖刀ムラサメブレード」でその足を叩き斬ってミノタウロスはスライディングするように地面に倒れ伏し、さらに里緒が「オルフェウスの竪琴」――という名のバイオリンを奏でる。その暗黒呪歌は音だけでミノタウロスのHPを収奪、その身体が見る間に腐食し、ミノタウロスは悲鳴を上げ――地面から二体のそれが湧いて出てくる。たまらず里緒と匡平は後退した。

 葵が後退を援護するべく矢を連撃する。その彼女にミノタウロスが突進してきて、若葉が割り込んでそれを迎撃。攻城槌のような蹴りがそれの腹に風穴を開け、追撃の鉄拳がそれのコアを貫いた。だがその前にミノタウロスは分裂していて、二体のそれが地面から湧いて出てくる。


「きりがないんだけど?! どうするのこんなの!」


 葵は悲鳴同然の泣き言を言う。その彼女にミノタウロスが突進してきて、若葉がそれを守ろうとするがその前にもう一体が立ち塞がった。その間に葵へと迫るそれが大きく腕を振り上げて高々とハルバードを掲げ、弱点のコアが目の前にさらされているが葵は動けない。反射的に腕を上げて頭部をかばおうとするがそれで超重量のハルバードを防げるはずもなく――それを防いだのは巨大な盾だった。

 呆然と顔を上げる葵と、その前で屹立し「アキレウスの盾」を掲げてハルバードを押し止めている、ワーウルフの戦士。


『GAAAAAAA!!』


「Varrrruuu!」


 圧し潰さんとするミノタウロスと、それに抗するワーウルフ。身長が二メートルを超えるワーウルフであってもミノタウロスの前では大人と子供よりも体格差・体重差があり、それでも対抗できたのは身にしている鎧「ヘラクレスの加護」の力だった。鎧が眩い光を放ち、ワーウルフが雄叫びを上げながら押し返し、黄金の雄牛がひっくり返る。そこに、


「Gigigigi!」


 魔法攻撃を加えるのはリザードマンの魔法使いだ。彼が手にするのは「オーディンの杖」、それから発せられる複合魔法がミノタウロスの腕を撃ち砕き、隠されていたコアを破壊。その身体は腐食し塵となって崩れていった。


「あ、ありがとう……」


「Varrrruuu」


「Gigigigi」


 葵のお礼に、ワーウルフとリザードマンは首を横に振るような仕草をした。どうやら「まだ終わったわけではない」と言っているらしく――実際、追加のミノタウロスが二体、また地面から湧いて出てくる。ミノタウロスはどんどんと数を増やし、その数はもう一〇を超えている。そしてそれ以上の数のリザードマンの、ワーウルフの、人間の戦士がこの場につどい、戦っていた。彼等がミノタウロスと対等以上に戦えるのは攻略アイテムを使っているからであり、総司がコピーして増やしたそれを提供していることは言うまでもない。

 何体ものミノタウロスが両腕を交差してコアを守り、その体勢で隊列を揃えて前進。若葉の、ワーウルフの拳がその腕を破壊し、人間の、リザードマンの矢がそのコアを砕いた。匡平の剣が、リザードマンの槍がミノタウロスの腕を斬り落とし、人間の魔法使いがそのコアを貫く。ミノタウロスは次々と倒れていくが、すぐにその倍の数が地面から湧いて出て隊列を作った。最初は一〇程度だったその数はすぐに二〇となり、四〇となり、百となる。

 一方人間や獣人の兵士は優に千を超え、攻略アイテムのコピーのコピーで武装した彼等が次々と参戦。一体のミノタウロスに二十人以上の兵士が襲いかかり、すぐにそれを狩り――即座に二体のミノタウロスが追加される。百体程度だったミノタウロスが千を超えるまで大した時間は必要ではなく、五千の兵士が追加されたのもまた同時だった。


「……どうするんだ、これ」


「こんな倍々ゲーム、きりがないじゃん」


 総司は前線から外れて共和国軍の本陣に移動、匡平と葵と里緒がそれに同行している。若葉は未だ最前線にいて、嬉々として……かどうかはともかく、縦横に拳を振るってミノタウロスを次々と撃破していた。つまりそれは追加のミノタウロスを次々と生み出しているという意味でもある。


「わたしの呪歌も敵を増やすだけでしたし」


 里緒の暗黒呪歌は全戦域のミノタウロスを腐食させ、滅ぼすだけの力があった。だがそれで百の敵を葬っても二百の敵を生み出すだけ、事態を悪化させるだけだったのだ。


『今は数で優っていもすぐに逆転されるだろう。どうするつもりだ?』


 ディアデムの射抜くような目が、匡平達の期待に満ちた目が総司に集中する。総司は魔法のカバンからあるアイテムを取り出して一同に示した。それは楔の形をした水晶で、その中心には水晶の砂時計が埋め込まれている。


『「クロノスの楔」。これを『迷宮の守護者』に打ち込めばその動きを一分程度止められる。またその間は攻撃してHPを削っても増殖することはない』


「じゃあそれをコピーしてみんなに持たせれば」


 顔を明るくする葵に対し、総司は「いや」と首を横に振った。


『これを発動させるには敵に接触し、一定以上の力で打ち込まなきゃいけない。あまりに危険だし、『迷宮の守護者』が一体でも二体でもどこかに隠れ潜んだならまた最初からやり直すことになる』


『今は隠れていないのか?』


 その問いに総司は「ええ」と、眼鏡型アイテムを指しながら、


『この「メタトロンの眼」とクラッキングの組み合わせで敵の動きは把握できます』


「結局それをどう使うつもりなんだ」


『サーバに直接打ち込む』


 総司はそう言って「クロノスの楔」を握り締めた。


『「クロノスの楔」を術式化してパソコンのクラッキングを通じて迷宮本体にぶち込む。それで全ての「迷宮の守護者」の動きを、増殖を止めることができる――ただし止められるのは一分程度、この手が使えるのは一回きり』


『易々と使えるものではないか』


 ディアデムの言葉に総司は「ええ」と頷き、


『でもチャンスは必ず来る。そのときを逃さずに――』


 不意に、総司は忌々しげな顔となって舌打ちした。


『「迷宮の守護者」が向こうに、クラッキング班の側に向かっています。ヴェロニクさん達だけじゃ手が足りない、向こうにも増援を』






 同時刻のターミナル、総司はもう一人の自分と同じように舌打ちしつつ全員に警告を発した。


『「迷宮の守護者」が、敵がここに向かってきている』


『迎撃準備だ!』


 ヴェロニクの号令に一〇人の兵士が素早く動いて配置につき、エムロードもまた彼等と並んだ。匡平もまたその横に轡を並べる。


『大丈夫なのか?』


『戦っている方が気が紛れるわよ』


 エムロードが手にするのは「オーディンの杖」だ。彼女だけでなくヴェロニクとその部下も攻略アイテムで完全武装しており、匡平や総司もまた同様だ。総司のその探知系アイテム「メタトロンの眼」が敵の動きを知らせてくる。


『来るぞ、五体』


 匡平が設置した「結界の宝玉」は気休めにもならず、それは「迷宮の守護者」が近寄っただけで無効化された。そしてターミナルへと入ってくる黄金の牛頭人身の怪物、ミノタウロス。エムロードが攻撃魔法により先頭の一体を撃ち倒すが、破壊までには至らない。傷付きながらもそれは身を起こし――さらに追加の二体が下から湧いて出た。敵は五体から七体に増え、ゆっくりと前進する。


『悪い冗談ね、どうやって勝てって言うのよこんなの』


 エムロードが悪態の形で弱音を吐き、


『胸の真ん中のコアを破壊すればいいだけだ』


 ヴェロニクは強がりながらもその困難さに気が遠くなる思いをする。


『増援を呼んでいます。少しだけ耐えれば助けが来ます』


『聞いたか? 少しの間の我慢比べだ!』


 ヴェロニクが部下の兵士に檄を飛ばし、彼等が剣を振り上げて鬨の声を上げる。それをかき消すように雄叫びを上げた「迷宮の守護者」が吶喊。ヴェロニク達と黄金の雄牛が激突し、火炎が渦巻き雷鳴が轟いた。

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