第3話

深夜 2時


 「優くん」


「おはようって!!ど・・・どうしたのお母さん」


俺は目が覚めると、義母が上にいる。


 「優くん・・・私ね」


「いやいやいやいや、怖いしビビるよ、普通に起こしてよ。と言うか今何時」


「深夜2時よ」


「深夜じゃん!!って何か、ようなの?」


「ようだよ。ねぇ、優くん。」


「だから何??」


「私は優くんのことを小さい頃からずっと好きだったのよ」


「うん、ありがとうお母さん。育てるの高校生だから大変だったろうに、大切に育ててくれて」


「そうよ、好きだから大切に大切にしてきたのよ。だから、何処ぞ泥棒猫に取られるのは嫌なのよ」


「待って、俺のこと狙ってるの母でもいるの?」


「・・・そうね。母になろうとしている人が居るわ」


「こわぁ、いやそれはマジで怖い」


「だから、そうなんないように、私が跡をつけてあげる」


「あと??」


「そう」


そして、俺は義母にキスをされる。


 「・・・お母さん。出来ればもう、やめて欲しいんだけど」


「いや、まださせて」


昔はよくされたなぁー、と思い出していた。

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