原作第3話

 はい、こんばんは!

 好きが集まる場所へようこそ~♪


 今日は第三話の推しシーンについて語っていこうと思います。

 僕の推しシーンはですね。


 先ず、アクアがおっぱいを拒むシーンですね。

 これ、本来ならちゅぱちゅぱ吸いたいはずですよね。

 けど、アクアは拒みます。

 哺乳瓶を吸います。

 何故なら、中身は成人男性でありアイを崇拝しているオタだからです。

 そんなおっさん……もとい、成人男性が一線を越えるわけにはいかない。

 アクアはおっぱいを拒否します。


 しかし、そんなアクアを尻目に、ルビーはアイのおっぱいを飲みます。

 マウントを取るがごとく、アクアに向かってニヤっと笑います。

 この表情がね、もうたまんないんですよね。大好き❤


「娘の私がママのおっぱい吸うのは、自然の摂理なんですけど。与えられた当然の権利なんですけど」


 ってな感じで、アクアにマウント取ってくるんですね。

 アイちゃん。知らないとはいえ、自分の子供が二人とも、前世自分のオタだったとは、若干気の毒ではありますね(笑)


 そして、第三話で、絶対にこれは見逃してはいけないシーンがあります。


 みやこさんが、血迷ってアイの秘密を暴露しようと、証拠写真を撮り始めましたよね。


 そこで、双子ベイビーたちは、これはまずい。

 どうにかしなくてはと、画策します。


 このシーン、ただの面白いシーンではないんですね。


 これ、大事な伏線ですよ。


 原作を改めて読んで、僕はそう確信してます。


 ルビーとアクアのセリフを思い出してください。


「我は天の使いである」

 というアクアのセリフ。

 そして――。


「慎め! 我はアマテラスの化身。貴様の言う神なるぞ」

 っていうルビーのセリフ。

 芝居がかってはいますが、ルビーは前世、さりな時代お芝居なんてした事なかったんです。

 アクアはこう言います。

「なかなか迫真の演技だったな。どこかで演劇やってたのか?」と。


 ルビーはこう返します。

「ううん。初めてやった」


 そして、アクア。


「じゃあ、才能だ。将来は女優かな」


 アニメでは割とさらっと流れましたが、原作では、この二人のセリフは、意味深な感じで吹き出しが黒く塗りつぶされてるんですよ。


 ベタ黒に白文字。

 このセリフだけですね。


 これは意味深ですよ!!



 そして、最も僕が推したいシーン。


 ルビーがアイのエゴサして、アンチとレスバするシーンですね。

 これは面白かった。


 見た目は赤ちゃんなのに、きれっきれでアンチにレスバしてんの。


 これはもう、こんなシーン思いつくなんて、神降臨でしょ。


 一つ一つのシーンが印象的なのはもちろんですが、この作品がすごい所は、これだけのボリュームにしっかりと伏線と回収が繰り返されているところ。


 でっかいメインの伏線を引っ張りつつ、いい所で、読者にカタルシスを与える。


 書き手の皆さんは覚えておきましょう。


 謎は引っ張り過ぎると読者は離れます。

 もったいぶんなよ! って思われてしまいます。


 いいタイミングで小出しにしましょう。


 以上です!!



 今夜もお付き合いありがとう~~~~♪



 サインはB~~~~~(*´ε`*)チュッ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

『推しの子』のハナシ 神楽耶 夏輝 @mashironatsume

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ