魔石と前世と魔法と魔界

紫ピクミン大好きちゃん

第一部 第一章 学園編

第1話 死亡

「お父さん、お父さんってどうしてこんなに強いの?」

「それは…訓練したからだな」

「でも、ただ訓練しただけじゃこんな最強にはなれないでしょ。」

「じゃあ俺がどんなことをしてきたか本にまとめてやろうか」

「やったー」

「ただ、」

明るかった彼の表情が変わった。

「絶対に口外するなよ。俺がこれから本に書く内容を知っている者はもういない。全員死んだのだ。お前が読む本の内容は、一文字一文字が国家機密、いや。それ以上に重要な内容だからな。」

一週間後、ちゃんとお父さんは本をくれた。その内容はまるで、おとぎ話のような内容だった…




「あ、俺はもう助からんわ」

それが俺の第一回目の人生の最後の言葉だった。

俺は弟をかばって車に引かれた。俺がおしたからスレスレで無傷だった

さっきまでは猛烈に痛かった全身の痛みも感じなくなってきた…

もう神経がイッてるということだ。もう3分もしたら俺は死ぬだろう…

「常盤さん、聞こえますか?もう大丈夫ですからね」

俺は答えようと思ったが全く声が出ない。わずかに音は出せたが聞こえてなさそうだ。それだけでごっそり体力持ってかれたもうカウントダウンだ……

彼女が欲しかった…

最後に「家康の野望」を買っておけばよかった…

そんなことを考えながら、俺の意識は闇に落ちていった

まるで中に浮いてるような不思議な感覚だった。

だが、誰もいない。何もない。何も感じない。

ただ真っ白な空間をずっとさまよっていた。あそこでは全く身動きが取れなかった

海の中のような場所。俺は無に等しい。ただ延々とここを漂っている存在…

大体2カ月ぐらいたっただろうか?カレンダ-もないから日数は分からないがなんとなく分かる。

俺は見つけた、出口を。光っていて先は見えない

俺はそこへ行こうと思った。だが体が動かないでも、1分に10㎝ぐらい出口に近づいて行っているようだった。はぁ~ これでこの生活?から抜け出せる。やった


俺はあらめて思った。

「ああ、常盤 伸介はもう死んだんだ」と


こんちゃー、紫ピクミン大好き。sakuragiakagi@です。

これは第二作目なのですがどうでしょうか?

少しでも「面白い」と思ったらもっと読み進めて行ってくれると嬉しいです。

それからハートと☆☆☆&フォローもお忘れなく。僕が初めて書いた作品

「僕の魔界生活」☆は6つですが、かの「田舎の青年」さんに3つの☆をいただきました。PⅤはなんと最近9000を突破しました。

それとボク、かなりおまマヌケというか、ミスが多いので文字が間違ってたらコメント欄でお願いシャーっす‼

この作品は週2をベースに進めて行きます。それでは、ごゆっくり第二話を…

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