第2話 初めてはビックサイトが良いな。

「あのー平並さん」

「はい?」

「なんでビックサイトに?」

「同人即売会」

「は?」

今日は私の好きな同人即売会

まぁあれよ、コミケですね

みんなで行こうコミックマーケット

(゚∀゚)o彡゜


時は戻り2週間前。

真美ちゃんの家にて

「私東京行きます。」

そう真美ちゃんが言った。

「え?なんで」

「え~とバイトですね」

「ついて行っていい?」

「あの~ここ大分から東京まで凄いですの往復5万近くですけどお金あるの?」

お金 私は親せきが多くお年玉は20万近く徴収できる。

でもね、気づくとスパチャ、ゲームに溶ける。

オタクってそんなもんさ。

だが中学生から欠かさずコミケに行く私お金なんぞどうとでもなるのさ。


そして今に至る。

「東京に付いて来るってこの為だったんですね」

「うにゃ」

「このお金どうしたんですか?」

私の財布には今何と15万5千円もの金が入っている。

「え?お金それはね~ 親戚の家20件近く自転車で回った」

「OH」

「毎年恒例」

「毎年、親戚さんも大変ですね」

「それでは行こうビックサイト」

私はビックサイトに入る。

「良い真美ちゃんよく聞きな」

「はい?」

「コミケは悲しいけど戦争なのよ」

「はい?」

「同人誌に飢えたオタクの戦争」

「はい?」

「ハイ、水とチョコ」

「はい?」

「ほらしっかり!」

「はい?」

多分これでいいと思う。

ら○○たでも渡してたし。

やっぱさ、コスプレっていいなぁ~。

やっぱさ、同人誌っていいなぁ~。

やっぱさ、同人CDっていいなぁ~。


「美香ちゃん、雲、雲ができてますよ」

そう真美ちゃんが言う。

「あれはコミケ雲です、オタクの汗の集合体」

「汚くない?」

「気にするな」

一日中ビックサイトを楽しんだ後帰路へ着く。

ただし、まだホテルへ戻らない。

CDショップへ行く。

私の大好きなアーティストのCDを買うために

辺境の地では手に入りにくいんよ。

「あの~美香さん折角東京に来たんですから、夢の国くらいには行きましょうよ、女子高校生ですよ?」

「東京じゃなく、千葉です。」

「へ?」

お目当てのCDを買い今度こそ帰路に着く。

「ホベフ」

そう真美ちゃんが言った。

見てみると人に打つかっている。

1HIT

2HIT

3HIT

3人に打つかって倒れている。

「さすが東京人が多い」

「あの~助けてくれませんか?」

「すまん」


ホテルに戻り戦利品を見ている。

一体何円使ったんだろうか。

「持って帰るのも大変ですね、そんなにあると」

「倒置法」


そんなことを話していると爆発音が聞こえる。

なんと急展開

「何あれ?真美ちゃん」

って、いね~

真美ちゃんが消えた

行方不明。

私はホテルを出て探す。

爆発はだいぶ向こうの方で起きていた。

消防車やパトカー、救急車が走っている

野次馬がスマホを向けている。

私もスマホを向けた。

スマホを向けて思いつた電話かけてみよう。

そう思った時電話がかかる、光からだ。

「もしもし?」

「平並さんですか、」

秋山さんだ、

「え?秋山さん?」

「今は私の言うことをよく聞いてください。」

「はい」

とても真剣な声で秋山さんが言う。

「初めて会った時に渡した四角の石みたいなの持ってる?あと真波さんから貰った腕輪」

「えぇまぁ持ってますよ」

「よかったぁ~、まず石にヨダレ付けて」

「へ?舐めるのこれ?」

「そうです、早く」

舐めた、苦い。

「舐めました?どう?なんかおきました?」

「NO」

「もっと舐めて」

舐めた、すると石が光りだした、そして服と仮面が出てきた

「何ですか?これ」

「え~と対物理、対核、対火、対水、を兼ね備えた、戦闘スーツと顔隠す仮面」

「なんで?」

「いや~近くにいる能力者二人だけだから、」

「まぁ美香ちゃんダイジョブ、アニメ見たいな感じだよ」

そう光が言う、

「え~やだ~」

「お金あげる」

そう光が言う。

「私がお金で動く様な人と思いますか?」

「うん」

「その通り」


「うひゃ~」

めっちゃ、高く飛んだ、10Mくらい?

爆発の中心それは…

ビックサイト、オタクの聖地だぞどうしてくれるんや。

???

あれは…

真美ちゃん?

爆発の中心には真美ちゃんと、知らない人が戦っている。

真美ちゃんが飛び蹴りすると知らない人は、腕で軽く受け流す

アニメのバトルシーンさながらの物を見せつけられてビックリした。

真美ちゃんの方が動けるやん。

それはそれとして

「光?あれ何?」

「あれ?言ったやん二人入るって、厄介な話は後でするから手伝いな!」

はぁ、

私は二人に近づく、

「ちょっとこっち来ないで下さい一般人立ち入り禁止!」

そう真美ちゃんが言う。

「はいはいそう言うのは後々」

「は?」

知らない人を見る。

「あ!アンタぶつかって謝りもせず逃げた人」

女性年齢は10代後半くらいに見える。

私は右足に左手で触れる、空気抵抗を消す、

そして女性を力いっぱい蹴る。

ドン

鈍い音が響く、

「アンタなにもんなの?」

そう、いつもと違う口調で真美ちゃんが言う。

女性は腕で軽く受け流した。

私は蹴った後動きが止まる。

「いっっった~い」

めっちゃ腕が固いぞ、この女性何が対物理だよ

「まぁ、対物理って物理攻撃に対する抵抗力ですから、」

そう光が言う

「もっとよくしてよ~」

「ちょっと前」

そう真美が言う。

前を見ると女性が殴りかかって来る。

早い避けるの無理かも。

私は遠くへ吹っ飛ぶ

「アンタ何しに来たんですか?バカなの?」

そう女性が言う。

私は気絶した。


真美は女性に飛び掛かる。

真美の能力それは、右手で自分の体もしくは他人の体に触れると運動神経を10分間10倍にするというもの

代償は能力使用の後20分間運動神経が十分の一になる。

真美は自分の体に4分前に触れている。

真美は女性に飛び掛かる。

「食らいな私のパンチ」

そう真美が言う

「いいですよ貴方と拳でしっかり戦いましょう」

そう女性が言う

真美は思いっきり女性へ拳を入れる

「いっつ」

女性は一切ダメージがない

パン

銃声が響く

打たれたのは真美だった。

「嘘、なんで」

そう真美が言う。

「私は一人じゃないんですよ?」

近くのビルそこにはスナイパーが入た。

「貴方最初からこのつもりだったんですね」

真美は急所は外れていた。

だが出血が酷くて動けない。


「ずるいですねぇ~」

私は起き上がった。

仮面が邪魔なので取る。

「え?美香ちゃん?」

そう真美さんがいう。

「あ!ど~も姉です」

「はい?」

バン

銃声が聞こえる

私は周りの空気抵抗を10倍くらいにした。

銃弾が止まる

面白くねコレ

「貴方気絶したはずじゃ」

そう女性が言う。

「だ~か~ら姉です」

私は真美さんの治癒力を上げた。

傷が塞がっていく。

「貴方一体どんな能力なのよ!」

「お前こそ、ま知ってるけど」

「今なんて?」

「貴方の能力は自分に加えられたエネルギーの10%くらいを相手に返す能力、でしょ?」

「なんで?しってるんですか?」

そう女性は不思議そうな顔をしている

「そ~し~て いじめは駄目だよ~」

そう女性に向かって言う

そしてスナイパーの方を向き

「貴方も!加担したら駄目でしょうが!」

「よって 死刑」

そういうと私はにこっりする

私は床に右手を当てた

「はい おしまい」

何も起きない

「笑わしてくれる、死刑?何も起きて無いじゃん」

「3」

「何だいカウントダウンかい?」

女性は額に汗が滴っている

「2」

「カッコつけんな」

女性は少しずつ同様している

「1」

ガランゴローン

雷の音

女性の足元からイナズマが走った。

「雷?」

そう真美さんが言う。

「んにゃ チョイ違う、床から空に上がってます、名前は忘れました。」

「はぁ」

真美さんは少し呆れていた。

「ちなみにスナイパーの方は銃弾を打ち返して倒しました」

「ところで…なんで倒れてるの?」

私は倒れていた。

「みんな大好き栄養失調」

「え?なんで」

「能力のデメリット」

「あ〜」

真美さんは納得したようだ。

私はしっかりして気絶した。


30分経って人が次々と入って来る。

銃を携えた人、白衣を着た人が次々入ってくる

「な…さん…平並さん」

女性が私の体を揺すりながら名前を呼ぶ。

「え〜と、どちら様?」

「私こういう物です。」

名刺を渡された、初めて貰ったは。

多分

「それじゃ」

ガチャ

女性は手錠を私に付けてきた。

アニメでよく見るこう言うの。

~~~end~~~







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