始まり

第1話.使わせてください 真波さん‼︎


光に呼ばれた。

会わせたい人がいるらしい。

時は遡り今日の朝4時に遡る。

私はネッ友と約9時間に渡る、3Dモデリングを終え、シックリ来る女の子を完成させた時の事。

ブーブー

電話が来た。

この深夜に誰だ?とても忌まわしい。

いまわし電話だよ

そんなことを考えつつスマホの画面を見た。

光だった。

電話に出る。

「や〜や〜やぁ」

「なんだい?てか何時やとお思いで?」

「AM4時」

「な〜にこんな深夜にうっかりダイヤル回してんの?」

「なんで黒電話、てかなんでこんな時間まで起きてんの4コールで出たじゃないですか」

「それわ〜ね?」

「まぁいいけど..そうそう今日4時くらいに 家来てチョ!」

「え?わかったぁ」


とまぁこんな感じ

そして、あの家に着いた。

家といっても、どちらかと言うと、廃墟の工場。

なんか変な機械が錆びてるし。

そんな感じの所を歩き奥へ進むと真新しいハッチがある。

それを開け、階段を下りる。

すると光さんと美香さんが見えた。

あれは...だれだ?

光と見た目は似ているけど、背が高い、なんかおねーさんぽい。

「やほ~美香」

そう光がいった。

あ、違うその知らない人が言った。

声が似てて分かりにくいです。

てか名前何でしてんだ?

私が訳が分からずフリーズしていると光が話し始めた。

「この人は僕の姉白福来しらふき真波まなみです。」

そう、めっちゃ真波さんから距離をとって言っている。

同じく距離を取った秋山さんが言う。

「この人は超能力研究の第一人者で、貴方が能力を使えない理由を調べようと思いまして…」


「ところで」

そう真波さんが言ってから体をソファーから離した。

「君が美香さんですよね‼︎可愛い顔してんじゃん‼︎ 生年月日と血液型と身長体重と

好きな食べ物と好きな男性のタイプ、てか性癖は?週何回自慰行為します?初めて月経が来た年月日教えて〜」


何だこいつ

顔をこちらに近づけて、変態構文並べ立てあげたこの人が、光の姉?

…納得したかも。

「それで、光?この人が私に合わせたい人?」

「そそ、」

はぁ

何かすごい人と出会った気がする。

「で、何で私に合わせたいの?」

「簡単に言うと、この人なら美香ちゃんが能力使えるようにできるかも知れないんですよ」


光がそう言うと真波さんが私の服をつかんで脱がした。

いやね、驚いたよあんな簡単に服脱がせれる物とは。

「ちょっと何するんですか!」

「しかたないでしょ!色々情報要るの!が~ま~ん!!」

そう真波さんがいう。

「それに!光がアイツ男でしょうが!」

「見た目は女の子だし男の娘が正しいかと」

「そこかよ!!」

光、秋山さんは天井を向いている。

私は半泣き

真波さんはよだれを垂らしながら私のスリーサイズやら何やらを測っている

「胸無いんですね、」

「うるさいやい!」


5時間後真波さんが私に腕輪を二つ渡してきた

腕輪と言っても前腕全体を覆っている。

「何ですか?コレ」

「能力を強制的に使う道具」

そう真波さんが言う。

「はぁ、どう使えば?」

「ここの白いボタンを押しながらやりたい事を想像する、そのあとここの赤いボタンを押すOK?」

「はぁ」

この腕輪には白いボタンと赤いボタン、それと何か円柱的な物が付いてる、そいつから青い光が放たれていた。

「その円柱は能力を一回使う度に変えてください」

「分かりました、でもコレ何なんですか?」

「能力のデメリット聞いてます?」

「まぁ、何か体から減る見たいなヤツですよね」

「そそ、それの身代わりです」

「はぁ、分け分からん」

~~~end~~~

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