第30話

元カノ視点


それから、妹ちゃんはとても嬉しそうに夏ちゃんに抱きついて居た。


それはまるで本当の姉妹のように


「優、その」

私は真っ先に優の、私の一番知って居る姿をして居る優の元に行く


「・・・もう許すよ。過去も」


「あ、ありがとう、ありがとう優くん!!」


ーーーー


妹「許しちゃうなんて、もうプンプン!!」


俺「だって、仕方ないだろう。囮になるって言ってたし」


妹「お兄ちゃんには!聞いてない!!」


俺「当たりつよ!てかバラしたの私だけど許したの俺だし」


私「そうだよ、私はバラしただけで」


妹「・・・それってつまり、お兄ちゃんが許したってことだよね」


俺「だから、最初からそうだと」


妹「最低!!」


俺「えー!!」


妹「私が居ながら、私とお姉ちゃんが居ながら!!浮気者!!」


私「そうだ!!浮気者!!」


俺「いや、そんな二人から言わなくても」


妹「お姉ちゃん行こう!!」


私「うん!!行こう!!あんな男知らないわ!!」


そして、私と妹は二人で部屋に行く。


最近扱い方慣れて来たな。


こうして、俺は当分妹に口を聞いて貰えず、姉妹水要らずになった。


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もう遅いを男の体と女の体で楽しむ。冤罪で別れてた未練タラタラの元カノに 激 辛 @eaconnn

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