第15話

過去編 秋


 私は何でもめんどくさかった。基本ダラダラして過ごしたかった。


 なのに、


 「働いて来なさい」


うちのお金が無いから、強制だった。


 

 バイト先で私はよく怒られる。


 「声が小さい!!」



 元から働きないのに、別にお金を自分のために使ってるわけじゃない。なのになんでこんなことしないといけないのか。


 あと私、声元から小さいからそんなこと言われた困る。


 まぁ声出すのもめんどくさいのあるけど


 

 



 と言うか母が勝手に私のシフトを入れる。


 親とバイト先が繋がっているからだ。普通こんなことある??


 

 なのに、肝心の母は家でゴロゴロすることが大半。


 ふざけるなマジで!!


 そして、もう嫌になって私は思いっきり家出した。


   

 


 公園で思いっきり寝た。気持ちよかったー!!何よりサボった背徳感もあって最高に気分がいい。


 


 ありがたいことに、母は捜索願いとかは出さなかった。だから公園でそのまま学校とバイトをサボって生きて居た。


 けど、もちろん金も元からほぼ無いため、限界が来た。


 あぁ、やばい、これ倒れて、また目が覚めてもお腹空いて動けないや。


 そんな時に、


 

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