第14話

クラスはチャイムがなり、先生が入って来て、授業が始まる


 でも、それを無視して


 「勇気、本当にごめん。許して欲しい。やり過ぎのは知ってるけど」


「ゆうき様、お願いです!!私にもう一度チャンスを」


「・・・うんうん」


「席に座れよ。ほら先生も待ってるよ」


「・・・っ、わかった」「わかりました」「ゆう」


 クラスメイトからも視線を感じる。


 それは、以前と違う、見下す視線じゃなくて、罪悪感の視線。


 でも、今更そんな顔しても遅い。


 今俺を見て頭下げてる、クラスメイトがいたが、もうそんなのどうでもいい。


ーーーーーー


 昼休み、開始と同時に俺は一人で屋上に向かった。


 「あぁ、いいな」



ーーーー


 そして、放課後3人と、友に話しかけられたが、無視をして帰った。



ーーーー

 はぁ、疲れた。


 そして、俺は新しい住居にやって来た。とりあえずマンションにした。


 と言うか昔より狭いけど、落ち着くな。


 電話が鳴る。秘書からだ。


 「どうですか?狭いところで申し訳ないですが」


「いや、注文通りだよ。流石だよ!ありがとう!!」


「光栄です」


 あぁ、と言うか秘書の声を聞くと落ち着くな。最近人間関係で病むことばっかりだったし、


 「最近、何してる?」


「えっ、最近ですか?」


「そう、普通に近況報告」



 秘書と普通に会話を楽しんでしばらく分のストレスを解消できた。


  ーーー

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