第7話 殲滅だ!

【戻るのか、面倒だなー、暑いなー、眠いなー】


【レイヴァス、うるさい!余計疲れる!】


 二人は騎士の元に。ノア達の安心を作るには、災は取り除かないと。ボトルは二つになったし、慌てなくてもいいな。のんびりと


【レイヴァスのんびりとって思ってないか?】


【何?何で解った?読心術か?】


【お前の考え方は解るよ、だいたいな】


 二人が歩く道に何かいる。ちっちゃい、犬らしい。そこに人の姿が。二人くらいかな?


【ほら、食べな!】


嬉しそうに🐕は尻尾降って喜んでる。


【なーんてね、パク!】


🐕は見上げて、尻尾ふってる。次にくれるの?って


【ほら、はいよ】


🐕はさらに尻尾を。くれるの?ありがとう。


【なーんてね、パク】


🐕は寂しそうに、しょんぼり…


【こいつ、腹ペコなのか!人間様の食事もらえる訳ねーだろ!】


キャイ~ン!ふっ飛ばされて怯えている…


【許さん!あいつら!】


レイヴァスの怒りが頂点に!


【ま、まて、レイヴァス!落ち着け】


ドレイクの言葉は届かない…


………銀河掌握呪法………


【待て!、無茶苦茶だ!レイヴァス!】


【下がってろ、ドレイク!】


 ドレイクはレイヴァスを止めるため、仕方なく…

な、効かない!こうなったレイヴァスは誰にも止められない。


………メテオプリズン………


 とてつもない光が二人を襲う。そして…二人は

消え去った………


【大丈夫かな?🐕ちゃん?】


くうーん、くうーん。


【怖かったね、いい子、もう大丈夫だよ】


【レイヴァス!何してんだ!お前!】


【どうした?ドレイク?】


【どうしたじゃない!何第二級銀河呪法使ってんだ!意味わかってるのか。永遠に出れないぞ!】


【それがどうした?あいつらにそんな価値ないだろ。間違ってるか?俺】


【レイヴァス…欠点だ!お前の最大の!】


【もう大丈夫だ。俺達と行こうね、🐕ちゃん。名前つけないとな】


【こいつ、聞いてない…困った男だ…】


【何か言ったか?ドレイク】


※銀河掌握呪法:メテオプリズン※

省略して、銀河呪法とも言う。使える人は現在ほぼいない。使えるものは禁じ手として自ら封印している。特徴として、この呪法は使われた対象者はどのような形であれ必ず消え去る。メテオプリズンは永遠の監獄、二度と出られない監獄に閉じ込められ、

監獄は宇宙の遥か彼方にある。


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