山で怪我をしていたレティシアを助けてくれたのは、「凍れる炎帝」の異名を持った冷酷無慈悲な魔法使いのアデルバートだった。アデルバートとドラゴンの妖精・ドラコと共に森で暮らすことになったレティシアは、夢だったレストランを開くことを決める。
とっても温かく、優しい気持ちになる物語です。ドラコの可愛さはもちろんのこと、真のヒロインはアデルバートなのでは!?と思ってしまうほど、表情豊かな彼がすごく魅力的でした。レティシアと彼らのやりとりに心が浄化されること間違いなしです。
そんなほわほわした空気感の中に、更に彩りを与えてくれるのが作中に登場するたくさんの料理。ラタトゥイユ、ガレット、パンケーキ、トルティージャ、だし巻き卵に天ぷらまで!美味しい料理でお客さんたちを笑顔に、そして読者も笑顔にしてくれます。
癒しのファンタジーをぜひ読んでみてください!
ヒロインのレティーがとにかく魅力的でした。
前向きで明るく、苦労を苦労だと思わない女性です。
気持ちの良くサッパリとした所も魅力的。
引きこもりがちだったアデルも、これは惚れてしまう訳ですよ。
物語としては、早々にセカンドライフに入って行ったと思います。
順風満帆に見えたが……でした。
普通なら落ち込んでどよーんとしてしまうのでしょうが、レティーの明るさは読み手にも希望を与えるんですよね。
手に入るものが限られている世界です。
そういった意味でも、自分達が普段口にしている食べ物に感謝しました。
だって例えば調味料など、お店に行けば売っているのですもの。
あっそっか、ないからこういう風に作るんだ……と調理シーンは、映像を捲ってるような楽しみがありました。
彼女の明るさは皆を幸せにすると思うんですよね。
笑顔と美味しい食べ物、これは最高です。
アデルさんも不器用可愛いでした。
ドラコちゃんはいわずもがな。
ほのぼのライフを是非、ご堪能あれ!
とっても優しくて、とっても癒されるお話です。
どのエピソードを読んでも、優しさであふれています。
また、ヒロインたちを取り巻く環境もとにかく優しい。たくさんの無邪気な妖精さんたち。それから動物たちに、森の恵み。
そこには悪意など欠片も無く、とにかく優しい世界が広がっています。
ヒロインのレティと、アデル君のちょっともどかしいイチャラブ生活には、かなりキュンキュンさせられること間違いなしです。
この、アデル君が、とにかく優しいし、かっこいい。さらに気遣いも出来るという、理想の旦那様だったりします。
アデル君に萌えるものいいかもしれません!!
そして、忘れてはならないのはドラコ。
ドラゴンの妖精さんらしく、ちっちゃい体に、小っちゃい羽をぱたぱたさせて、ふよふよ飛んだりしてます。
かまどにはまって、コンロの代わりに火を噴いたり、ちっちゃなお手々で、ぴょんって敬礼したり、お手々グーにしてぴょんって跳んだりと、とにかく可愛らしい仕草で癒してくれます。
人間とは違う、ちょっとずれた感性から来る言葉も癒しポイントの一つです。
そんな、癒しと優しさにあふれた素敵な物語。読んでみませんか?
魔の森で瀕死だった少女を助けたのは、その森に住むという恐ろしい魔法使いだった。
そんな二人の出会い、過去、そして、未来への話が詰まった作品です。
本編は終始温かい雰囲気で、本当に出来立ての美味しいご飯を食べてるような気分になります。
ただ美味しいだけではなく、彼らの苦い過去があるからこそ、より一層この美味しさが際立つのでしょう。
勿論、途中でお砂糖たっぷりのデザートのような展開もたくさんです。その時は、相棒のドラゴンさんと共に見守りましょう。
それにこのドラゴンと少女のやり取りのリズム良さ、さくさくとスナックを食べるような楽しさがあります。
ドラコ、かわいい(推し)
では、この作品を読むとどうなるでしょうか。
読書よくはお腹いっぱいに満たされます。本当に面白いです。
それと同時に、実際のお腹はめちゃくちゃ減ります。ああ、これが食べたいあれが食べたい、と腹ぺこになってしまうでしょう。
私も少女のレストランに行きたい。
そう切実に願うことになる。
そんな美味しくて素敵なオススメ作品です。
魔の森には、恐ろしい魔法使いが住んでいるという。
ドラゴンをも使役し、皆に畏怖される彼の者は、『凍れる炎帝《フリージング・ブレイズ》』アデルバート。
主人公レティシアは、ある出来事をきっかけに『凍れる炎帝』に拾われる。訳あって元いた村に戻れないレティシアは、アデルバートと共に魔の森で暮らすことに。
一緒に過ごす内、二人の間にはある感情が芽生え始め――――。
料理で誰かを笑顔にしたい。
そんなレティの想いと、アデルを笑顔にして欲しいというドラコの想い。
孤独なアデルの心を溶かしたのは、レティの心のこもった手料理だった。
昔からの夢を叶えるため、レティは本格的にレストランの開業に向けて動き出す。妖精たちのお茶会は成功したが、なかなか思ったようにお客さんが来てくれない。
果たして、レティは夢を叶えられるのか。嫁入りからのセカンドライフが、今、始まる!
美味しそうな料理の描写。
レティとアデルの関係性。
可愛い妖精たち。
美味しい癒やし系ファンタジーを、ぜひともめしあがれ!
恐ろしいと言われる魔の森。
主人公レティシアは、とある出来事で迷い込んでしまう。
だが、偶然にも森に住む魔法使い『凍れる炎帝《フリージング・ブレイズ》』アデルバートに拾われる。
最初こそぎこちない二人だったが、レティシアの料理をきっかけに距離を縮めていく。
何とも穏やかに進んでいく二人+ドラコの生活。
そんな中で開かれたレティシアの夢だったレストラン!
森の恵みを使って、妖精達が喜んでくれるようにと創意工夫したお茶会は、正にファンタジーの彩りで華やか。
まだまだ揃えていかないといけない器材や道具もあるけれど、今できるもので最大限のもてなしを考えたレストランは素敵の一言。
そして、妖精達の最後の祝福も見逃せません。
お話はまだまだ始まったばかりですが、主人公レティシアとアデルの今後や、レストランがどうキッチンカーへと変わっていくのか楽しみな作品です。
おーなーかがいっぱいです。まだ読み途中ですが、本当のお腹も心というお腹も、満たされました。
えーと、まず、あの可愛いドラゴンくんが出てきます。作者様のファンならご存知のあの子です、可愛いですよー、これで一お腹(一お腹?)
次、主人公を助けてくれたのは、恐ろしいと噂の魔法使いで、『凍れる炎帝』。うん、あれです、炎帝なのに凍れる、その理由がもう! 涙腺パッカーンです! これでニお腹です。
主人公のレティちゃん。複雑な過去をお持ちです。だから、夢も諦めていた。
でも、イケメン魔法使いさんに出会えた、チビドラゴンさんは可愛い。
……レティちゃんならできるようおぅ、夢を叶えようおぅおぅ! これで、三お腹です。
……拙い私のレビューではわかりませぬでしょう。だからっ、読むのです!
少女レティは魔の森で瀕死の怪我を負って倒れていた。
レティを助けてくれたのは、森に住む恐ろしい魔法使い――のはずだった。
だが魔法使いは噂とは異なる親切なイケメンで、
魔法使いが使役するというドラゴンも、ちっちゃくて可愛い妖精だったのだ。
レティは、とある能力を持つせいで、暮らしていた村に帰るわけにはいかない。
それゆえに彼女は、レストランをひらくという夢もあきらめていた。
でも魔法使いとちびドラゴンの看病で元気を取り戻した彼女は、
みずからの能力を生かして、魔の森で夢を叶えることにする。
やがて彼女は森を出て、広い世界に羽ばたき活躍していくのだが――
さあ、まだ物語は始まったばかりですよ。
一緒にレティのがんばりを見守って下さい!