はずれくじ

フライドポテト

第1話

「え? もう解散しちゃう系?」


 黒原くろはら麗華れいかはきょとんとした顔で聞き返した。


「ごめん。明日までの課題があるんだ」


 会話の相手は須加野すかの恒裕つねひろ。恒裕は両手を合わせ、麗華への謝罪をする。目を細めながら、恐る恐る麗華の顔色をうかがう。


 しかし、そんな恒裕の危惧はただの杞憂きゆうであった。


「まあまあ、謝ることじゃないよ。今日も十分楽しかったし。また遊ぼうね!」


 麗華の機嫌は垂直なままであった。特に不満を述べるわけでもなく、相手の用事を尊重してくれた。

 ニッコリと天使のような笑みを浮かべたまま、手を振って恒裕とは別方向の道へ去っていった。


「ふぅ……」


 麗華の背中を見て、ほっと胸をなでおろす恒裕。彼はもうすぐ二十歳になろうとしている三流大学に通うしがない学生であった。

 そして先ほどまで一緒にいた女性は彼の交際相手だ。大学の食堂で偶然知り合って意気投合し、何度か大学外でデートをしている関係であった。正確には恒裕が一方的に交際していると思っているだけかもしれない。彼自身も本当に付き合っているのかと言われると確証が持てない。


 現在は日も暮れ切っていない夕刻。大学生の時間としてはまだまだ早い。そんな時間帯にデートが終わったのは、恒裕が課題に追われているから――ではなかった。


「やべっ、今からだとギリギリかも」


 スマートフォンで時間を確認して、焦る恒裕。彼がこれから向かおうとしている場所は、アルバイト先の飲食店である。彼は、まごうことなき金欠なのだ。




 夜中、恒裕はバイトの時間を終え、帰路を渡っていた。


「はぁ……つれぇ……」


 連日のアルバイト生活に疲労が蓄積、睡眠だけでは体の回復が追い付かなかった。

 そこまでして、どうしてアルバイトを続けるのか、その理由は麗華にあった。


「いい子なんだけどなぁ……」


 恒裕は麗華を非常に気に入っていた。容姿も良く、育ちも良く、明るい性格、話しているだけで心が安らぐ存在である。


 しかし1つだけ、相いれない部分があった。


「やっぱ金銭感覚合わないと厳しいのかなぁ……」


 環境の差が原因か、恒裕と麗華には金銭感覚に大きなズレがあった。彼女の経済事情については詮索していないが、麗華は非常に裕福な家庭で育ったようである。デートにおいて予算を気にするそぶりは一切なく、買い物では明らかに万を超えるような商品であっても、値札すら見ずに購入する。


 買い物であれば麗華個人の出費だが、デート先や食事であると恒裕もお金を払う必要が出てくる。さらに身だしなみも麗華と釣り合うように整えなくてはいけない。諸々の費用が積み重なり、毎日アルバイトを入れないと生活ができない状態になっていた。


「今度相談しよっかな……でもそれで別れるのは嫌だな……」


 金欠になりながらも麗華に付き合う理由、それは人生で初めてできた彼女だからである。せっかくできた彼女が自分に振り向き続けてほしかった。嫌われはしなくても、自分より財力のある人間になびくのではないか、という心配から無理な出費を続けていた。


「もっと簡単にお金稼げたらな……。株、ギャンブル……俺向いてないもんなぁ……


 恒裕は昔から運の悪い人物だった。鳥のフンが頭上に落ちるというささいなことから、周りの人間関係といったものまで、とにかくツイていない人生であった。


 そんな恒裕であったからこそ、舞い降りた幸運である麗華と別れたくないという想いも強かったのである。


「何もしないで大金が迷い込んできたらなぁ……」


 悩み事があると恒裕はつい一人でボソボソと口に出してしまう癖がある。もちろん大声で言うわけでもなく、周りの人間に聞かれないように注意は一応払っている。


「お金に困ってるんですか」


 だが、その日は恒裕のボヤキに反応する人物がいた。普通、見知らぬ人が独り言を話しながら歩いていたら、不審人物として近寄ろうとしないのがセオリーである。

 当然、恒裕も警戒をする。黒いスーツを身に着けた青年は、とにかく覇気がなく、顔も健康とは無縁と言わんばかりの青白さであった。


「薦めたいものがあるんですよ」


 この世の終わりかのごとく、沈んだ声で言う青年。変な勧誘をされるのではないかと、恒裕の気が引き締まる。


「まぁ、今日は遅いので連絡先だけ渡します。きっとあなたのほうから連絡をいただけると思いますので」


 青年は名刺を渡してきた。電話番号と住所、そして三木みき太郎たろうという名前だけが書かれていて、彼が何を勧めたいのか想像も付かない。


「は、はあ……」


 薄気味の悪い人物と離れたい一心の恒裕は、名刺を素早くもらい、小走りで家まで走っていった。




 翌日。バイト代の入金日であったため、恒裕は銀行で現金の引き落としをしていた。


 大学の講義は午前中に終わり、アルバイトの時間は夕方。その間、恒裕に何の予定もなかった。遊びに行くお金もなければ勉強をする気迫もない。友人も浅い仲の者ばかりであるため長時間をつぶすことはない。

 充実していないのに無意義な時間が過ぎていく虚無感に打ちひしがれている最中、恒裕はふと黒いスーツの青年からもらった名刺を思い出した。


「……話だけでも聞いてみようかな」


 効くだけなら損はない、と恒裕は思っていた。




 名刺に記された住所を頼りに、とある雑居ビルへと恒裕はたどり着いた。テナントには企業名が階ごとに書かれているが、名刺には企業名が書かれていない。住所もビルの所在地までしか書いていないので階数で判断することもできない。


 ただの冷やかしであったのだろうか、そう思った時。


 テナントに一カ所だけ〈株式会社〉という4字しか書かれていない奇妙な階があることに気付いた。


「何も書かれてない……」


 何も書かれていない企業名、何も書かれていない名刺。

 なんとなく、恒裕は両者が結びついた。


 ビルの3階に〈株式会社〉はあった。扉を2回ノックするが、何の反応もない。


「失礼します……」


 しかし、ここまで来て帰るのはもったいない気がした恒裕は、そのまま扉を開けてしまった。


「やっぱり来ましたね」


 そこにはあの青年が待ち構えていたかのように突っ立っていた。


「こちらにどうぞ」


 青年に案内され、恒裕は事務所内にある応接用のソファーへと座った。


「改めて……三木と申します。無駄話は最小限にして……私が勧めたいものはこちらです」


 青年・三木はそう言って一枚の紙をテーブルの上に置いた。


 紙には〈大空会公式はずれくじ〉という名前が中央にデカデカと書かれていた。

 名前の上には年月、下には1000円という値段と六桁の数列が記されていた。イラストなどは一切なく、白い紙に黒い字が書かれているだけ。素人でもすぐに作れそうな出来であった。


「まぁ……これだけ見ても分からないでしょうね」


 三木は紙を裏側へとひっくり返した。裏には細かい文字や表がびっしりと書き込まれていた。また、偽造防止用と思われるホログラムや模様が施されている。裏面にはうさん臭さと信頼性の混沌こんとんが玉石混交していた。


「簡単に言うと、これは当たらないほうがもうかるくじなんです」


 三木は裏面にある表を指差した。


 該当なし 3000円の受取

 6等 下1桁 1000円の受取

 5等 下2桁 1000円の支払

 4等 下3桁 10000円の支払

 3等 下4桁 10万円の支払

 2等 下5桁 1000万円の支払

 1等前後賞 10億円の支払

 1等 完全一致 30億円の支払


「1枚1000円ですので、外れれば3倍の値段で返ってきます」


 表にあぜんとしている恒裕に対し、三木ははずれくじ最大のアピールポイントを口にした。宝くじとは逆に、当たれば損をするというのがはずれくじの特徴である。


「…………」


 恒裕は話を聞いているだけで心拍数が高まり、何も言えない状態へとなっていた。宝くじを買った経験がなくとも、ほどんどがはずれで終わることは知っている。たまに当たることがあっても総合的にはマイナス、高額当せんして利益を得るなど夢のまた夢である。


 それが逆になるということは、ほどんどが得をして終わるということである。たまに外れることがあっても総合的にはプラス、利益を得ることは容易い。


 非常にうまみを感じる話ではあったが、頭を空にして信じられる話でもなかった。新手の詐欺の可能性も十分あり得る。最悪の場合、無理やり買わされることだってあり得る。


 真実がどうであれ、日常のタガが外れた貴重な瞬間であることには変わりがない。そう思うと、恒裕の体はどんどん熱くなっていた。


「まぁ疑うのは無理ないでしょう。ですが少し計算すればこちらが損をしない商売であることは分かるはずです」


 三木は対照的に冷静なまま、ボソボソと商品説明を続ける。商売っ気を感じられない口調は自信の表れか、営業が下手なのか、その真意は本人のみぞ知る。


「宝くじが多くの人が少しだけ損するのに対し、はずれくじは多くの人が少しだけ得をします。経済格差の是正にもつながる新時代のビジネスモデルです」


 ほどんどの場合で儲かる――この一点が恒裕の心を強くつかんで離さなかった。今まで聞いたことのない類のギャンブルに、興味がどんどんと湧いてくる。


「これ……もし当たったら……30億は無理なんですが」

「まあ、その時はその時ということで。逃げれるなら逃げてもいいですよ、逃がしませんが」


 三木の言葉からは闇が垣間見える。表立ってくじを売らない理由が、恒裕は大方想像が付いた。


「どうです? このまま困窮した生活を続けるぐらいなら、ほんの僅かなリスクを背負って余裕のある性格を送ったほうが得かと」


 相手の話を一つずつかみしめ、真実であればかなり自分に優位な賭けだと感じる恒裕。しかし買うという選択肢を選ぶことができなかった。


「……でも、今の俺にはくじを買うお金すらないんで」


 生活困窮者にとって、1000円は重い金額だ。くじ自体が本物であるという確証がない以上、貴重なお札を紙切れに買える決断は出せなかった。


「では、私が貸しましょう。10万円分。もちろん利子は付けませんよ」


 三木は全てを知っていたかのように、現金10万円をテーブルの上に掲示した。


「…………」


 断る理由が無くなり、恒裕は唾を飲み込んだ。




 はずれくじは毎月開催されており、月初めに先月分の当せん番号が発表される。ちょうど月末にくじを買った恒裕は、一晩寝ただけで結果発表の日になった。発表は朝4時、ウェブサイト上で公開される。

 恒裕が起きた時、既に8時を過ぎていたので、もう結果が出ていることになる。


「これが30万になぁ……」


 たった1日で大金が何もせず手に入る――浮世離れした話に、恒裕はまだ昨日の出来事が夢のように思えていた。


 恐る恐る、恒裕は結果を見る。


「5,32,901……」


 6等から順に、発表されている数字をじっくりと眺め、確認しやすいように整列させた100枚の紙と照らし合わせる。


「6等が13枚……、ってことは……!」


 恒裕はすぐさまスマートフォンの電卓を起動し、そそくさと計算を始めた。6等はもらえる金額が1000円となってしまうが、それでもプラマイゼロ、損をしているわけではない。


「27万4000円!?」


 電卓から導き出された金額は、目を疑ってしまうほどの大金であった。




 換金は事務所内、現金で直接行われる。恒裕は朝一で直行し、今まで見たことのない数の1万円札に心を躍らながら大学へ向かった。

 リュックサックを肌身離さず、周りを警戒しながらキャンパスを歩く姿はやや不審であったが、特に誰にも言われずに昼を迎えることができた。


「おっはー。お昼まだ系? 一緒に行く?」


 ちょうど午前の講義を終えた後、キャンパスを出ると麗華が待っていた。


「ああ~、うん! 行く行く!」


 恒裕は週2,3回のペースで麗華と昼を共にしている。だいたいは麗華が勧めるお店に行くのだが、これが毎回高くつき、生活費圧迫の主な要因であった。


 しかし、今回は分厚い札束を抱えている。恒裕の返事は普段より明るかった。




 それから数カ月、手に入れた元金で恒裕は潤った生活が続いていた。

 毎月10万をはずれくじ購入に使用、1万は三木へ返却。それでも15万円以上、これまでの月収以上の金額が手元に残る。


 アルバイトをする必要がなくなり、恒裕は時間的・金銭的、どちらも余裕ができた。そのおかげで、麗華とより遅い時間帯や遠い場所でのデートをできるようになっていた。


 全国各地の動物園、テーマパーク、レストラン、ショッピングモール、温泉地等々、麗華のアンテナは至るところに張られていた。麗華が行ってみたいと口にすると、それに応えるように恒裕は予定を立て、その週末にはデートを実行する、という日々が続いていた。


 そんな付き合い方をしていても、ある程度のお金は毎月余っていた。そういったお金は貯金に回しつつ、このサイクルを崩さないようにしながら、バイトをしない豪遊生活を送ることができた。




 時は流れて2月某日。恒裕は麗華と共に夜の水族館を満喫していた。


「もうこんな時間なんだ~! やっば~、あっという間だったね!」


 帰り道、麗華はスマホで確認した現在時刻に驚く。


「うん、そうだね。今日も楽しかったよ」


 恒裕の言葉には心の余裕が現れていた。他の事を気にすることなく、ただ目の前の彼女と同じ時を刻んでいることに喜びを感じていた。


「私も楽しかった!」


 恒裕のほほ笑みに対し、麗華は屈託ない笑顔を返した。それから上がった口角をゆっくりと下げていき、表情が少しだけ真面目なものへと変わった。


「……ところでさ。恒裕の家ってこっからどんぐらい?」


 麗華は恐る恐る聞いてきた。普段、遠慮とは縁のない距離感で話す彼女が、このような尋ね方をするのは珍しい。恒裕は雰囲気の変化に違和感を覚えていた。


「30分ぐらいだけど、何で?」


 今回は近場でのデートであった。


「私の家、結構遠いん系だよね。だからその……察してほしい系っていうか」

「えっ……えぇ!?」


 一度耳を素通りした麗華のセリフは、あまりにも衝撃的であった。


「そろそろ……いいよね?」

「えっと……その……」


 自分に家に麗華を上げる――全く想像していないシチュエーションであった。恋愛経験がない故に、関係の進展を考えたこともなかったのである。


 普通なら喜ばしいことであるが、恒裕はそうはいかない。恒裕の住んでいるのは古臭いアパートのワンルーム、家賃も周辺地域で最低クラスである。これだけ見えを張って繕った中、今さらボロアパートに招待するわけにはいかなかった。


「今はちょっと……ごめん!」

「あぁ……そ、そっか……」


 断れると、麗華の表情は物凄く引きつったものへと変わってしまった。いつもの明るい顔とのギャップは、恒裕の胸を強く締め付ける。


「いや! 今引っ越しの準備しててさ! すっごい、見られたくないぐらいきったないのよ! ほんとその……気持ちは嬉しいから! でも今日はその…」


 せっかくの誘いをむげにはできない。恒裕は焦り、必死の弁明を始めた。


「あー、いいよ。タクシー拾って帰る。ハハハ……なんか変な感じになっちゃったね、ごめんね。引っ越したら行ってみたいな、じゃあね!」


 と言って麗華は逃げるように去ってしまう。


「はあぁ……家かぁ……」


 千載一遇のチャンスを取り逃した恒裕の喪失感は、果てしないものであった。




 次の日以降、恒裕は物件探しに精を出した。


 麗華と対等に付き合うには高値の場所に住まなくてはいけない。そんな義務感に縛られ、見栄え重視でよい部屋がないか、血眼になって探し続けた。


「これも高い、これも高い……」


 大学で自由にパソコンが使えるICTルーム。そこで恒裕は、インターネット上の賃貸サイトを見ながら、ブツブツと小言をつぶやいていた。多少貯金ができるようになったとはいえ、高級マンションに住むだけの財力は持ち合わせていない。見栄えと予算の両方を満たせる物件がなかなか見つからなかった。


「あー、いいなぁ……敷金礼金がゼロならなぁ……」


 物件選びにおいてもっともネックだったのは初期費用である。ある程度の値段の物件になると、ほとんどの初期費用が自分の全財産を超えてしまっている。


 現在の貯金額25万、ここに収まる物件は見つからなかった。


「もうちょっと、もうちょっとあればなぁ……」


 微妙に手が届かない物件たちに果てしないもどかしさ感じる恒裕。


「あ、そっか」


 その時、ある策が恒裕の頭に浮かんだ。




 大学の帰り、恒裕は例の事務所に立ち寄った。ノックもせず扉を開けると、待ち構えていたかのように三木が応接用ソファーで紅茶をたしなんでいた。


「おや、まだ2月中旬ですが」


 お客に対してぶっきらぼうに三木は首をかしげる。そんな彼に対し、恒裕は分厚い封筒をテーブルにたたきつけた。


「追加で購入します。25万」


 初期費用に届かせる単純明快な策、それは元金を増やすことであった。あらかじめ決めていたくじ購入は月10万という縛りを無くし、手元のお金を全て投資に変えることとした。元手が3倍近くに増えれば求める初期費用に届くマンションがいくつも出てくる。


「ダメなんですか? 一人が買える制限とかあるんですか?」


 迫真の表情で恒裕は三木にグッと顔を近づけた。


「……いいえ、別に」


 少しだけ間をためた後、三木は追加購入を承諾した。




 3月1日。

 くじの当せん発表の日であるが、恒裕の何の心配も緊張もなく、ぐっすりと眠っていた。目覚めると、周りにはサングラスをかけた黒服の男性数人が、自分の周囲を取り囲んで仁王立ちしていた。


「おめでとうございます」


 黒服たちが声をそろえた。見知らぬ不気味な集団に、寝起きの恒裕はこれが夢か現実か判断が付けられない。


「え? 何が?」

「大空会公式はずれくじ、一等前後賞に当せんいたしました」

「へ? ああ……えぇ!?」


 恒裕のぼんやりとしていた意識が一気に覚醒した。上体を勢いよく起こし、ポカンと口を開けたまま、固まった。


「現金でのお支払いは不可能かと思いますので、肉体提供をしていただこうと思います」


 黒服たちは現実を受け入れられない人間の姿は既に見慣れているようであった。その中の一人が恒裕の脇に腕を伸ばし、介抱して立ち上がらせた。


「待って……ホントに? 確認させてよ」

「ご確認は後程でお願いします」

「ウソだろ! おい! まだ心の準備が……」


 その後、恒裕の会話の一切を無視し、黒服たちは一台の黒い車に彼を押し込んだ。




 車がボロアパートから去っていく様子を、三木が冷め切った表情で眺めていた。

 三木はスマートフォンを取り出し、電話をかける。


 機械がギリギリ拾える程度の微かな声量で、ボソボソと自分が目にした事の結末を連絡する。


 通話相手は思わず聞き返す。


『え? もう当せんしちゃった系?』

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