愛の境界線が分からない

海沈生物

第1話

 正しい愛の形が分からない。恋愛と友愛の境界線が分からない。というか、そもそも「愛」というものに境界線が存在するという理屈が理解できない。人間的に「好き」とか「嫌い」程度の理屈は理解できるが、その「好き」や「嫌い」がさらに細分化されるという理屈が理解できないのだ。


―――――抽象的な話をしても、哲学書みたいで複雑かつ分かり辛いか。もう少し具体的な例を出してみよう。


 例えば、学校の廊下で男子たちが「やめろよー」「はぁ?」などと言って、身体を絡め合わせてじゃれている場面を想像してほしい。言わずもがな、よくある風景である。これは一般的に「友愛」に含まれるものであろう。しかし、それが男女となればどうだろうか。途端に「恋愛」であるという認識に切り替わる。


 私はその認識の切り替わる理屈が理解できない。性別がどうであれ、そこにあるのはお互いに対する緩やかな「愛」でしかなく、友愛なのか恋愛なのかなど、そんなことどうして分かるのだろうか。あるいは、それが同性の女子であったとしても同じである。

 

 私には幼馴染で同じ高校の同じクラスの「里見セツナ」という女友達がいる。彼女は快活な性格で、いつも男女問わずに積極的に絡んでいる。彼女は誰に対しても同じテンションで対応していて、決して「顔を赤くする」とか「挙動不審になる」などと言ったことを起こさない。それは私に対しても、最近付き合い始めた彼女の恋人に対しても同じだ。


 つゆほども興味がないので相手の名前は知らないが、彼女はその相手に対して一切「顔を赤くする」とか「挙動不審になる」といったことをしない。彼女も私と「同じ」ように「好き」と「嫌い」の細分化ができないタイプなのだと思っている。陰キャ寄りの私と陽キャ寄りの彼女がずっと幼馴染として関係を続けられているのは、そういった緩やかな「同じ」を持ち合わせているからなのだろう。


 それでも、私とは異なって彼女には恋人ができてしまった。ずっと「同じ」だと思っていた彼女が、段々と私とは「異なる」ものになってしまう。その事実に私は酷い焦りを感じていた。


―――――そんな酷い焦りを感じていた、ある晴れた夏の日のことだった。


 彼女が恋人と帰るというのでぐだるように暑い中を一人で下校していると、一人で公園のベンチに座る三つ編み眼鏡の女子中学生を見つけた。それはセツナの妹こと栄久えいきゅうちゃんだった。本を一切読まない姉のセツナを逆位置にしたかのような読書家であり、三百六十五日、本を読み続けている本の虫だった。


 彼女は公園の入り口に立つ私の姿を見つけると、小さな頭をこくりと縦に振り、小声で「どうも」と言ってくる。私も釣られて頭を縦に振ると、そのまま彼女の隣へとお邪魔する。私はセツナほどではないにしても、本が好きというわけではない。だからといって、本が嫌いかと言えばそうでもなく、可もなく不可もない程度には読書をしていた。


 グッと首を伸ばして彼女が読んでいる本を覗くと、それはとても有名な海外文豪の作品だった。確か、小学生ぐらいの時に少し読んで投げ出した記憶がある。


「それ誰だっけ。フョードル・ドストエフスキーの『罪と罰』?」


「……はぁもう。適当言わないでください。チュドお姉さんは私の姉さんより本を読む癖に、いつもそうやって無思考で粗雑な回答ばかりしますよね。ほとほと、がっかりです」


「ハハハ……ごめんごめん。でも、栄久ちゃんってロシアの自然主義作家好きじゃん? あの長ったらしくて校長先生の朝礼みたいにくどい文章が」


「他人の好きを雑語りしないでください。ぶち転がしますよ? 頭の足りないチュドお姉さんには、あの素晴らしい文章の良さが分からないんですよ。永久のように続く、あの文章の良さが……ねっ!」


 不満げな顔をした栄久ちゃんは本をぱんっと閉じると、スクールバックの中に投げ入れた。そうして小さな背中をグッと伸ばすと、ベンチから立ち上がる。


「それじゃあ、私今から塾なので。チュドお姉さんもこんな所で私に対して油を売ってないで、日本でも海外でもいいですから古典作品を読んだ方が良いですよ」


「い、いや? 最近太宰の『人間失格』とかなら読んでるし?」


「あの作家の文体は全体的に軽すぎます。あんなの最近のライトノベルと変わりません。近代作家なら、せめて志賀直哉しがなおやぐらい美麗な文章を書く作家の本を読んでください。それでは」


 栄久ちゃんは小さなお尻をプリプリと揺らしながら、公園から立ち去っていった。私はそのお尻を「じ、じゃあ……ね」と言って見送ると、一人、ベンチの上で溜息を漏らした。同じだと思っていた幼馴染は恋愛を知ってしまった上に、その妹である中学生相手に文芸マウントでも敗北するなんて。本当に私という人間は「人間失格」なのではないか。生きる価値などない、ただの「道化」なのではないか。


 公園で遊ぶ子どもたちを見ながら緩やかに絶望した。私にもあんな風に何も考えずに楽しく生きられていた時は……特になかったが、少なくともセツナが恋人を作る前は、もう少し楽しく生きることができていた。低気圧が近い日の身体ぐらい重い溜息をつく。せめて、セツナが恋人と別れてくれたのなら。そうすれば、きっと私も日常を楽しく生きることができるのに。そんな最悪なことを考えていると、不意に額に鋭い痛みを喰らった。


「……っあ」


 思わず変な声を漏らすと、目の前から聞き覚えのある笑い声がした。誰かと思って顔を上げると、そこには満面の笑みを浮かべるセツナがいた。


「どうしたのさ? そんな世界の終わりみたいな暗い顔をして」


 痛みから額を抑える私の一方、太陽の権化みたいな彼女は物理的に後光を浴びて私を見下ろしていた。まるで神や仏のようだな、と少しだけ面白く感じた。


「べ、別に暗い顔なんてしてないよ。それよりも、恋人と帰るんじゃなかったの? もしかして恋人にでも振られた?」


「そんなわけないでしょー! いくら長い付き合いとはいえ、冗談でも怒るよ? 単純に家まで送って別れて来ただけだから!」


 むすぅと唇を突き上げてタコみたいな顔で怒っている顔が、少しだけ私のツボに入りかけた。なんとかギリギリの所で胃の底に戻すと、私は「ごめんごめん」と軽い謝罪の声を浴びせる。


「でも、本当に珍しいね。なんでここにいるの?」


「な、なんで……って。いつもここで本を読んでいる妹の様子を見に来たのが半分、あとの半分は最近暗い顔ばかりする幼馴染の様子を見に来た……ってところかな。それで、なんでそんな暗い顔しているの? 悩んでいることがあるのなら、赤ちゃんの頃から幼馴染の私に言ってみ? 言ってみ? おらおらー」


「私のことよく知ってるなら、言わなくても分かるのが道理じゃないの……?」


「無理無理。言葉にしなくても分かるなんて、そんなのはテレパシー少女か以心伝心の双子ぐらいだって。いくら幼馴染でも、無理なものは無理。分かり合えないことはあるある。ほらほら、さっさと白状した方が身のためだぞー?」


 彼女は私の肩を掴んで引き寄せてくると、まるで酒に酔った中年男性のように「ウイウイ~」とだるい絡み方をしてきた。私はなんとか振り払おうとしたが、彼女のおぞましいほどの握力に勝つことはできなかった。ただ無気力に溜息をつくと、私は諦めて一切合切……ではないが、彼女に関することをぼやかして、一切合切を話した。


 全て聞き終えると、彼女は「ふーん」と肯定なのか否定なのか分からないような声をあげた。そうして、そっと私の顔を見る。


「つまり、恋愛と友愛の境界線が分からなくて悩んでいる……ってこと?」


「うん」


「うーん……境界線なんてあるのかなぁ。友愛は緩く長く燃えるもので、恋愛は激しく短く燃えるもの……ぐらいの違いじゃない?」


「つまり、違うのは火の勢いだけで、本質的にどっちも同じ……ってこと?」


「それは……いや、なんか生理的にやだなぁ。私は恋愛と友愛は別物だと思うし、それを同じって考えるのはことだなぁって思うよ。だって、もしも恋愛と友愛が同じものなら、友愛が恋愛に切り替わるかもしれないってことじゃん? それはなんかよ。恋愛と友愛を全く別々のもの……って考えないのないって考え方は、なんていうか、そういうなんじゃない?」


 節々の言葉が私の精神をすり減らす。セツナに悪気がないというのは分かるし、彼女の論もある意味では正しいのだ。私一人が「異端」なだけで、普通の人たちは理解できないものに当たると「気持ち悪い」……つまり「理解することを拒む」ものなのだ。全裸中年男性が町を歩く原理が理解できないのと同じである。それは本能的なものであり、むしろ「気持ち悪い」と感じない私の方が世間的に「異端」なのだ。


 恋人を作ってしまった時点で、セツナは最早私と「同じ」人間ではなくなっていたのだ。いや、あるいは私が勝手にセツナのことを「同じ」であると幻想を抱いていただけで、最初から彼女と私は「異なる」人間だったのかもしれない。


「……そう、だね」


 震える喉で必死に捻り出した言葉は酷く震えた声で、セツナはそんな私のことを変なものでも見るような目で見ていた。


「まぁ……あれだよ。また何か悩みがあったら、私にいつでも相談してよ。それで解決するのかは分からないけど、何でも口にすれば多少は心が軽くなるってものでしょ?」


 全然軽くならないどころか、今までの関係性幻想が崩壊しかかっているのですが。あの。これ以上セツナに相談すれば、本当に取り返しのつかないほどに関係性が破綻してしまうような気がする。私はベンチから立ち上がると、そそくさと彼女の下からそそくさと立ち去っていった。


―――――どうしようもない苦しみを感じながら、私はまた一人になる。


 誰もいない帰路をトボトボと歩きながら、地平線へ沈んでいく夕陽を見る。太陽が沈んで夜になれば、私には一体何が残るのだろうか。私を照らす温かい日差しは失われ、ただどこまでも冷たい夜だけが私の身体を死へと誘っていく。


 知らなくても良いことを知ってしまった自分の愚行に、世界の全てが嫌になっていた。恋愛と友愛の境界線のことなんて、最初から悩まなければ良かった。あるいは、いっそ私もセツナと同じ「普通」に……「恋愛」と「友愛」の間に気持ち悪さを感じられる人間であれば良かった。そうすれば、彼女と「同じ」ままでいられたのに。


 もはや不可逆的で戻ることのできない過去の憧憬ばかりが胸を支配して、今すぐに死んでしまいたいという短絡的な衝動に駆られていた。私は人気のない路地裏に入ると、周囲に誰もいないことを確認して、軽く両手を首に添えた。大きく深呼吸をすると、グッと手に力を入れる。


 気管がきつく絞められることによって酸素が肺に行き渡りづらくなり、意識が朦朧としてくる。こうやって、このままこの朦朧とした中で死ねたのなら、どれだけ幸せなのだろうか。過去の憧憬のことを考えないで、何も考えないで、苦しみだけを考えていれば良いというのは、どれだけ幸せなことだろうか。段々と酸欠に拍車がかかる度、息のしづらさが快感に変換されていく。このまま、ここで死んでしまいたい。


 そう思っていた時、不意にどこからか足音が聞こえてきた。


「えっ……何しているんですか、チュドお姉さん……?」


 足音の主の正体は栄久ちゃんだった。思わず手を離して振り返ると、塾帰りらしい栄久ちゃんは、まるで全裸中年男性でも見た時のような目で私を見ていた。私は口から垂れた涎を服の袖で拭うと、こほこほと咳をしながら、彼女から目を逸らす。


「えっと……あー……く、首絞め? みたいな」


「路地裏で自分の首絞めているのは頭おかしいですよ。そんな、江戸川乱歩の小説じゃないんですから」


「江戸川乱歩の小説ってそんなのあるの……?」


「知りませんよ。ミステリー小説にあんまり興味がなくて「人間椅子」ぐらいしか読んだことないですし」


「そ、そう……」


「それよりも! なんで首なんて絞めてるんですか? チュドお姉さん、もしかしてそういう性癖の方だったんですか……?」


 確かにさっきは若干そういう性癖に目覚めかけ……ていたのは事実だ。事実ではあるが、動機自体はそうではない。決してない。そういうわけではない。はてさて、どう説明するべきなのか。彼女の軽蔑したような目線を浴びながら、私はもうどうにでもなれという泣きそうな気持ちになっていた。


 もしも私が小学生だったら、多分この場で両足をコンクリートに付け、頭を空っぽにして号泣していたことだろう。まだ社会的な外面を取り繕おうと思う気持ちがあるからギリギリ耐えられているが、絶対にそうだ。……ともかく、どうにかこの状況を回避しなければならない。


「あー…………そうだ! ……じゃなくて。栄久ちゃん、これから言うことをお姉ちゃんにバラさないって誓える?」


「どんな理由か分からないですが、バラさないですよ。そもそも、彼女出来てからお姉ちゃんとあんまり家でも話せてないですし」


「そっか。……じゃあ、言うけどね。実は私……か、彼氏がいるの」


 もちろん嘘だ。彼氏などいない。


「えっ……?」


「いやそんな本気のトーンで驚かなくてもいいでしょ。それで、その彼氏が首絞めっク……首絞めることが好きなんだけど、それで首絞めるのってそんなに楽しいのかなぁと思って。一度自分でやってみただけ……って感じ。どう? これで納得してくれた?」


「……あの。彼氏いるっていつからですか? そんなこと。お姉ちゃんからも聞いてないんですけど」


「いや……ほら……いくら長年の幼馴染といえども、なんでもかんでも打ち明けることができるわけではないじゃん? だから、ほら……その……」


 栄久ちゃんは深刻な顔で私に詰め寄ってくると、ぐっと胸元を掴んできた。まるで昭和のヤンキーかコンビニに来る厄介客のような挙動に「ええ……」と困惑する。栄久ちゃんにとっての恋人は本であり、実在する人間になんて興味がないと思っていたのだが。そんなに私の彼氏について興味津々だなんて、思わなかった。

 栄久ちゃんは私の目を睨みつけると、ぐっと胸元を掴んでいた手に力を入れた。


「……その男、名前は? 住所は? 年齢は? 年上ですか? もうやること済ましたんですか? お姉さんってそんなモテるタイプだったんですか? なんで私に黙っていたんですか?」


「そんなアフィリエイトサイトみたいな質問を一気に聞かれても、こ、答えることができないよ。……そ、そもそも、私の彼氏が誰であろうと関係ないでしょ?」


「関係あります! 大有りです! お姉さんがいなければ、私は……"一人"なんです。お姉さんがいくら頭のおかしい人間でも、私にとっては大切なんです。恋愛とか友愛とか、そういうのではなく、ただただチュドお姉さんとの関係性が大切なんです。お姉さんが必要なんです! そんなどこの馬の骨か分からない彼氏ではなく、私という人間こそダメダメなお姉さんには相応しいんです!」


 すごい散々な言いようである。けれど、彼女の言葉から感じる語気はいつもの淡々として冷めた口調とは異なり、真剣そのものだった。彼女の目は赤く腫れていて、目からは珍しくポロポロと涙を流していた。段々と私が彼女を泣かせたみたいな構図になっていて、今すぐ公園の公衆トイレの中にでも隠れたい気持ちになってくる。


(これ警察に見つかったら普通に通報案件だな……)


 私は泣いている彼女を優しく抱きしめてあげると、それらしくぺこぺこと頭を撫でてあげようとした。しかし、そういうのは求めてなかったのだろうか。頭を撫でようとした手はいとも簡単に振り払われた。


「そういうのはいいので。別にお姉さんと恋愛関係になりたいとか、お姉ちゃんみたいに友情を深めたいとか、そういうこと思っているわけではないので」


「え、えぇ……じゃあ、どうなりたいの?」


「どうもなりたくないです。お互いに停滞し続け、人生の破滅に直面して、最終的に恋人でもない親友でもない相手として一緒に死にたいだけです」


「突然別ベクトルで重い話になってきたな」


「なので、とりあえずその彼氏さんとは別れてもらっていいですか? 別にお姉さんが誰に恋しようと関係ないのですが、私が誰とも付き合ってないのにお姉さんだけ付き合っているというのは、なんというか不平等な"感じ"がするので」


「そんな”感じ”だけで私を別れさせようとしているの……!?」


「いいじゃないですか。どうせ、チュドお姉さんと付き合うような相手なんて大したことない相手でしょ?」


 いや、そもそもそんな彼氏など存在しないのだけれど。今更そんなことを言えば、また栄久ちゃんを怒らせることになる。そうなれば少々面倒である。私は「そうだね~」と大人の対応をすると、なぜかまだ私の胸ぐらを掴んだままの彼女を見る。


 彼女も姉と同じように、私と「同じ」悩みを抱えているわけではない。恋愛と友愛の境界線をちゃんと理解できる、ごく「普通」の人間だ。でも、彼女は私と同じぐらい「異端」な思想を持っている。破滅的な思想を抱いている。それは社会とは大きくズレたものであり、異端なものである。


 同じ思想を持っているわけではないけど、同じくらい異端な人間であること。その事実は私にとって、小さなものではあるが、確かに「救い」であった。重い心が少しだけだが、軽くなったような気がした。


「……分かった。彼氏とは別れる。どうせ、相手だしね」


「本当ですか!? それじゃあ、今すぐ電話しましょう。さっさと別れる旨を電話で伝えましょう。そうしなければ、いらない悲劇を生むことになりますよ!?」


 胸ぐらをまだ離さないで迫ってくる妹をドウドウと抑えながら、どうしたものかと頭を抱える。そこに、背後からもう「一人」がやってくる。迫ってくる妹の逆方向からやってきたのはセツナだった。


「どうしたの、チュド。彼氏がどうとかこうとか聞こえてきたけど。さっき恋愛と友愛が分からないと言ってた癖に、チュドに彼氏なんていた……もごもご!?」


「それ以上そのうるさい口を開くようなら、縫い付けるよセツナ!?」


「お姉ちゃん!? その話、ちょっと詳しく聞かせてくれない!?」


 混沌とした状況。二人の姉妹に挟まれながら、私は軽い熱中症になりかけていた。真夏はちゃんと水を飲んだ方が良い。けれど朦朧とする意識の中で、私は今のこの緩やかな関係性こそが、私の求めていた「愛の形」なんだなと深く感じていた。

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