第4話ヒグラン通り
僕の名はコルタール。10歳だ。
前回、5歳になっても魔法が使えず、神父さんに診てもらったところ。
僕は、魔法が使えない種族であった。
そこから5年間猛烈に勉強したけど魔法は使えないまま。
戦う系のステータスばかり上がっていた。
やっと勉強が終わってほっとしていたら、とんでもない事を父は言った。
10歳になると法律で魔法を勉強する。学校的なところに行かないといけないのだ。
しかも、なんと明日から学校だと言うのだ。
「なんでもっと早く言わなかったんだよ~」
とにかく今日は母さんと学用品を買いに行くため外に出ることになった。
「そういえば、街に来るのは久しぶりだね。母さん」
「あんたが生まれてから街に来たことはないけど…」
やば、前世の事話してた。何とかごまかさないと
コル「えっと僕。赤ちゃんの頃の事うっすら覚えてるからさ」
母「なんだてっ、すごいね!赤ちゃんの頃の記憶を覚えているなんて!」
な、何とかやり過ごせた。あぶねーな気を付けなきゃな。
「ここが、ヒグランどうりよ。日用品が売ってるの。」
「ヘ~」
カランカランと音を立ててサンカー店と言うお店に入っていた。
「へえ、マキアさんじゃあないですか」
「久しぶりね。サンカー。」
「この子は、噂の息子さんですか」
「そうよ、コルタールていうの。今日はこの子の学用品を買いに来て。」
「そうですか。君に似合う魔法の杖を選んであげよう。」
「ちょーとまっててね。あ、これだ。君に似合いそうだカンガラ鳥の羽が付いてる」
「いいね!これにしよう。」
ま、僕。魔法使えないけどね。
「450ベルでどうだい」
「わかった。買うよ」
(僕にいらない)学用品をあらかた買ってから、適当な店でお昼食べて帰ってきた。
その後は、バックに学用品を入れて明日に備えて寝た。
〈コルタールの魔法日記〉
今日買った、僕の杖についていたカンガラ鳥の羽。
カンガラ鳥は、意外と派手な羽をしている。
その羽はオスにしかついていなく、こうびのためにつかうそうだ。
僕もカンガラ鳥の羽がついた魔法の杖で魔法が使えるようならないかな~
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