第35話 びっくり錬金釜

我慢ぅ~! 我慢ぅ~!


エッチは我慢ぅ~! エッチは心から気持ちが通じ合ったときにするものぅ~!


ドギマギしたら、本が出たぅ~!


ポンっ


https://kakuyomu.jp/works/16817330658880248061


僕は本をポケットに隠したぅ~!



ただ、ルルナと、サクラさんの体を見るとどうしても気持ちが抑えられなくなってしまうぅ~!


我慢ぅ~! 我慢ぅ~!


僕は昂る気持ちを抑えるために右手で筋トレぅ~! 筋トレちくちくやろぅ~!


ハンディグリップッ! ハンディグリップッ! ハンディグリップッ! 伊藤ッ!


・・・手癖で握力鍛えてしまうけど、興奮が止まらないぅ~!・・うおおおおおぅ。



サクラさんが、そのときに渓流から上がって来て、裸のまま僕の方に近づいてきたぅ~!


「おらぁああああ。どうしたぁあああああ。隆起ぃいいい。男の子だろおおおお。アタシとエッチしてみたいだろおおおおおお?」


ボリュームのある体で迫られて、僕はもうタジタジになったぅ~!


なんていうか、カッコイイおっぱいしてるぅ~!


傷だらけなんだけど、ムチムチして、妙に弾力があって、エッチな気持ちにさせる体をしているぅ~!


ルルナも水から上がって来て、そして、僕の方を見たぅ~!


ルルナも裸で、女子高生のツルツルした体がきれいな月明りの中で光ってるぅ~!


「隆起ぃ。エッチしたいの?」


ルルナが上目遣いでうるうるしながら言ってくるうぅ~!


僕はもうタジタジうぅ~!


ああ。このままエッチしちゃうんだろうかとか思ったとき、サクラさんが、大きなカバンからバスタオルを取り出したぅ~!


そのとき、そこに釜が見えたぅ~!


あああああああああああっ。


びっくり錬金釜ぅ~!


「サクラさんぅ~! びっくり錬金釜持って来てたぅ~?」


「ああ。その通りだぜええええ。わざわざあんたのために韓国から持ってきたぜええええええ。エッチした後にちょっと使ってみるかいいいいいい?」


「えっ、エッチはいいぅ~! それより、今から錬金釜を使うぅううう」


ルルナが服を着て来て僕に入って来たぅ~!


「びっくり錬金釜使うなら、スマホで動画配信しましょう」


それから動画配信になったぅ~!



僕はルルナ(Vtuber.ソフィーナ)を動画で撮ってるぅ~! ソフィーナはおしゃべりぅ~!


「こんソフィ。悪役令嬢のソフィーナよ。さて、奴隷さんたち(ファンネーム)今夜は深夜にゲリラ動画配信でびっくり錬金釜を使う配信をするわ。観ていてくれるかしら?」


つけるとすでに1万2431人の同接者がいたぅ~!


> こんソフィ。おお。ソフィーナちゃん。

> こんソフィ。

> こんソフィ。

> こんソフィ。ソフィーナちゃん、今、逃げてるだよな?

> 伊藤が乙姫セリカと婚約破棄しようとして30億の借金でできなかったと。

> ソフィーナちゃん伊藤と逃げてたんだね。やっぱり。

> おっ、寒月サクラも一緒じゃん。

> サクラも逃亡かい?


「アタシは逃げる必要はないからねえええええ。ただ、隆起たちにびっくり錬金釜を届けに来ただけさあああ。いずれ隆起とダンジョンデート配信はするけどねぇえええ。


> おお。びっくり錬金釜。

> ダンジョンデート配信楽しみにしてますわwwwww

> サクラねえさん、裸じゃね?

> いや、バスタオルつけてる。でも、ほぼ裸だな。

> 裸族だな。

> びっくり錬金釜ってどんなもんなん。

> 誰か知ってる?

> サクラに聞けば?


「めんどくさいねぇえええええ。誰か説明しておくれよおおおお。アタシは動画配信者じゃないからねえええ。ちゃきちゃき説明しないと、いじめっ子みたいにアタシの剣でぶっころすよおおおおおお」


> うは。狂暴。

> サクラ狂暴いじめっこ殺し発言

> 誰か説明よろ。俺知らん。

> 解説するわ。びっくり錬金釜はな。なんと視聴動画とつなげて、視聴者のニーズに応える動画を視聴すると、それが実際の現金になるっていう機能がついてる錬金釜だわ。

> へええええ

> へええええええええ

> それで、Sクラス冒険者は最下級ダンジョンのライブ映像を動画に撮って、それを視聴者に見せることで大量なお金を得て、お金から自由になってるんだ。


サクラさんがバスタオルで体を拭いたぅ~!


うわっ。今、カッコイイおっぱいが見えたぅ~!


「それだけじゃないがねえええええ。まあ、色々なことができるのがびっくり錬金釜ってわけさあああああ」


> うおっ。今、サクラのおっぱいがぶるんって。

> おっぱいぶるん

> おっぱいぶるん


ボンっ!


錬金釜から札束がごっそり出たぅ~!


20万円ぅ~! すご!


僕は札束をカメラに撮るぅ~! 次にソフィーナを映像に撮るぅ~!


「面白いわねぇ。じゃあ、ちょっと、私が言いたいことを言わせてもらうわ。それで、錬金釜からお金が出たら、ザクザク稼げるってわけね」


> ひゅー。言っとけ。言っとけ。

> 悪役令嬢発言期待してますよ。ソフィーナ嬢

> 何を言うのか、ソフィーナちゃん

> ワクテカワクテカ


僕はソフィーナをカメラに撮るぅ~! ソフィーナは怪しく笑ったぅ~!


「じゃあ、言うわ。私はイジメっこの中学生をかまゆでの刑にしたいの。高い高い200度の熱湯の中で、いじめっ子がぐつぐつ煮られて、それからその温度でやけどしながら、生皮が剥がれるのを観たいのよ。生きたままね。悪の組織シャドウデスゲイズ♪♪♪として是非それを実現したいわ」


> オーーーイエエエエーーー

> ひゅーひゅー

> 楽しいねえ。それは。

> 確かにいじめっ子中学生に人権はない

> 死刑

> あいつら、笑いながらイジメやってるだろ?

> 信じられない。人をイジメるのに笑ってるの。そんなヤツ生きる資格ないわ。


ボン!


ビックリ錬金釜から多量の札束が湧き出てきたぅ~!


120万円ぅ~! すごいぅ~!


> 教師もサイテーよね? いじめられっ子よりもいじめっ子を擁護するし

> ありえなくないか?

> クラスの人気者だからって人を貶めるヤツを擁護してるし。

> それが教師やってて平気な顔で人徳者の振りしてる。


サクラさんがバスタオル姿で言ったぅ~!


「アタシが教師を殺しに行っていいよおおおおお。人間教育もまともにできないクソがあああ、教師面してえええええ生きてるのは許せないねえええええ。アイツらがいるべきは教育現場じゃなくて、牢屋だろうがああああああ。違うかああああい?」


> ひゅーひゅー

> 間違いないよ。

> かっこいい。サクラさーーーん

> イジメなんて犯罪で法律で締めちまえば簡単にふせげるだろ?

> なんで違法にしないんだよ。イジメを。

> 政権与党のイジメ自由党が妙なこと言ってるからさ。

> ひゅーひゅー。サクラさーーーん。

> かっこいい。


ボン!


おおおお。400万円びっくり錬金釜から出たぅ~!


ルルナが言ったぅ~!


「政治がおかしいの。イジメは当然なんて空気作って、人の突き落としあいを助成してるわ。アイツらは正義よ。最悪な正義。私は悪の組織シャドウデスゲイズ♪♪としてヤツラをいつか地獄の底に落としてやるわ。イジメを政治家が助長するなら、徹底して私は力を持って悪として政治家をイジメ殺してやるんだから。


> オーーーイエエエエーーー!

> それだよ。それ。

> 徹底的にやるべきだね。

> 間違いなかバイ


ボン!


3000万円ぅ~! すごいぅ~! これは相当儲かるぅ~!


> わはは。最高だ。今日はいい放送だよ。

> これから盛り上がって行きたいね。

> たのしー。

> イジメっこの悪口ってすごく燃えるよね?

> スパチャ「500円}

> スパチャ「500円}

> スパチャ「500円}

> スパチャ「500円}


すごいぅ~! これをドンドンやってけば、30億円稼げるかも知れないぅ~!


だが!!!!!!


そこに冒険者が突っ込んで来たぅ~!


「おおおおらああああああっ。見つけたぞおおおお。伊藤隆起ッッ」「1億円の懸賞首だああっ」「ぶっ殺してやるぜええええ」


うっ・・・まずいぅ。


僕らがライブ配信してるところから、場所を特定して来た冒険者が攻めてきたぅ~!


サクラさんがほぼ裸のバスタオル姿で吠えたぅ~!


「ああああ? アタシがいるのに隆起に手を出させると思ってるのかああああい? お前ら、イジメっこのようになます切りにしてやろうかああああい?」


そこから、僕らのバトルが始まったぅ~!


「女を狙えっ。女をっ。サクラじゃなく、弱い女の方だ」


うっ、ヤツラ、ルルナを狙ってきたぅ~!


「きゃああああ。隆起ぃ」


・・・ルルナは絶対僕が守るぅ~!

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