絶奏Ⅵ:「―絶奏音楽作選隊―」

 首都圏郊外に突如として出現したオブスタクルの軍勢は。

 防衛戦闘に当たった陸上任務隊の戦闘団。そして駆け付けた絶奏音楽作選隊、フォース パフォーマーを始め。従事した各所各隊の奮闘により、これを撃退する事に成功した。



 ――それから翌日。

 首都圏への侵入は防がれた物の、少ないとは言えない被害を出した今回。その復旧や事後処理が進められる中。

 その日、首都圏郊外に設けられた臨時の陸上任務隊駐屯施設では、ある催し――パフォーマンスが実施される。

 日も傾き、薄暗くなり始めた駐屯地施設内。その一区画、広く確保された空間には、大掛かりな設備が設置展開されていた

 それは舞台――ライブステージだ。

 駐屯地の区画を利用して設置展開されたのは、ライブ会場。

 これよりこの場を利用して行われるは、絶奏音楽作選隊――フォース パフォーマーによる〝リカバリーライブ〟だ。

 これはオブスタクルの発生襲撃があった地域にて行われる物。

 未知の異空より出現すると予測されているオブスタクルは、神出鬼没でありその出現場所も頻度も予測は大変に困難であった。

 しかし一点。フォース パフォーマーのメンバーの歌声は、それを響かせ浸透させる事により、オブスタクルの発生出現を妨害する効果が確認されていた。

 リカバリーライブは、その効果をもっての予防防衛行動の一環。

 同時に、オブスタクルの襲撃に〝被災〟した人々への心理的ケア。防衛に従事した任務隊隊員の意識高揚等。

 各種各方への配慮、効果を期待して行われるものであった。

 ただ、それを差し引いても。現在ではアイドルユニットとしてのフォース パフォーマーの認知度、単純な人気もなかなかの物であり、そのファンも多い。

 それ等、各種各人の背景や事情などから、本日駐屯地の会場に訪れた人々は多く。

 それなりの大人数の収容を想定して設けられた会場は、すでに埋まる勢いであった。


「ここまでの人気とは……」


 その人で埋まる会場来客用スペースの一点。そこに中隊長と二尉の姿が在った。

 中隊長は、今は元の精強な男性の姿へと戻っている。


「彼等――彼女等の人気は凄いんですよ」


 来客の数に驚き少し戸惑い気味の中隊長に、隣の二尉からは、どこか少し高揚した色でそんな言葉が飛ぶ。

 見れば二尉は、その両手にそれぞれ団扇とサイリウムを手にしている。フォース パフォーマーのファンの一人である彼女は、今からの時点で高揚を隠せないようであった。


「……」


 そんな部下の様子に少し呆れた中隊長だが、直後に会場に設置された拡声器が、アナウンスの音声を響かせ届ける。

 これよりの、ライブステージ開始の知らせだ。

 ざわつき喧騒を見せていた会場は鎮まりを見せ、ステージ上を照らしていた光源が静かに消灯する。

 一度暗闇に包まれたステージ上で、いくつかの足音が微かに聞こえ届く。

 そして、スッと。光源、照明が再び灯り、ステージ上を照らし露にした。

 ――ステージ上に配置位置し、現れた見えたのは5名分の人影だ。

 それはフォース パフォーマーのメンバー。香故、町湖場、宇桐、ウラジア、田話の5名。しかし現在の彼らは、いずれも女性の姿へと変貌する前の、男性の姿。そして誰も纏う衣装は、緑色を基調とした陸上任務隊の冬制服。少し変わった点は、5名いずれも上衣のジャケットだけを、袖を通さずに羽織っている。

 そして等間隔で楔状に広がり、ポジションについている。

 まだ音楽も何も流れずに、静かな沈黙だけがステージ上を包むが。しかし客席からはその段階で、控えめではあるが少なくない数の歓声が上がる。

 フォース パフォーマーは女性での姿身体での活動がメインではあるが。ファンの中には男性時の彼等の姿も掌握し、推している者も少なくなかった。


「ッーー」


 センターに位置する香故が、静かに動きを見せたのはその時。

 人差し指をそっと自身の口元に軽く充てる仕草を見せる。それは、ざわめく観客らに静観を要請するもの。

 香故がその位置挙動を見せると、まるで絶対的な者の令でも受けたかのように、観客達はそのざわめきを潜める。


「――」


 その様子に。ステージ上の香故は、〝いい子だ〟とでも言うようなオーラを漂わせつつ、口元から人差し指を外す。

 ――ステージ上に、曲、音楽が静かな入りで流れ始めたのは、そのタイミングだ。

 静かで、そして儚げに奏でるようなそれ。それは、昨日のオブスタクル達との戦いの場で、香故等が最初に降り立った時に流れた曲と同じ物。

 静かに流れ序盤を奏でていた音楽は。しかし来るべくタイミングの訪れと共に、その曲調を一気に盛り上げた――

 ――5名が羽織っていた制服のジャケットを掴み。同時に一斉に脱ぎ払ったのはその瞬間だ。

 ――そして同じタイミングで。照明が一瞬だけ落ちて、ステージ上がわずか一瞬だけ暗転。

 直後には一層明るさ増した照明の光源が、ステージ上を煌びやかに照らした。



 ――そのステージ上を現したのは、その一瞬でその身姿を女性の物へ変貌させた、香故等だ。



 香故は氷のような女王へ。

 町湖場は金髪黒ギャル。

 宇桐は褐色の美少年。

 ウラジアは白髪の美麗な幼女。

 田話は王子様のような美女へ。


 その衣装は、昨日に戦場を掛けた際に纏っていた各人の物。


 五人はハイテンポで響き始めた音楽に合わせ、アクティブに舞い踊り始める。

 まずそれぞれの髪を靡かせ揺らし、くるりと素早く一回転。

 そこから左右に短く数度ステップを踏む。腕を広く広げ掲げ、表現の動作を。またステップを振りながら今度は手ぶりを組み合わせて表現を。

 曲調に合わせて連続的で素早さを求められるであろう動作を、しかし端正で的確な動作で行い踊って見せる。

 一連の流れが過ぎると同時に、曲調は一度静まりを見せ。そして本奏へと突入した。


「――――――」


 最初の歌声を奏で始めたのは、香故。

 香故は腕を掲げ流す振り付けを行いながら、その氷のように冷たく透き通り。同時に美麗な歌声で歌詞を紡ぎ奏でる。


「――――――」


 その声で謳われるは、確固たる意志の元に大空へ羽ばたく事を訴えるもの。


「――――――ッ」


 そこで香故より引き継ぎ、宇桐がその男の子独特の歌声で、続く歌詞を奏で始める。

 たとえ道が途絶え、その身が砕かれる程であっても、飛び掛ける事を潰えさせてはならない事を訴えながら。

 その腕を掲げ上げ、左右に切る振り付け動作で、力強さを表現する。


「――――――ッ」


 さらに歌いながら左右に跳ねるようにステップを踏み、同時に腕を掲げ指し示す振り付けを演じる宇桐。


「――――――」


 そこでさらに奏者は移る。田話が腕を流し切る振り付けで儚さを表現しながら、その美麗な声色で一説を紡ぎ。


「――――――」


 ウラジアと町湖場が、二重奏でさらに続く一節を。片脚を引いて切り、続き手振りで訴える振り付けを行いながら紡ぎ。

 それぞれがそれぞれの歌声で、歌詞を繋ぎ紡いでゆく。


「「「「「――――――ッ!」」」」」


 そして曲はサビへと突入。

 自らを掻き消えんばかりの力で受け止める事を望む歌詞を。

 五重奏で奏で紡ぎ。

 同時に激しいステップと、腕を振るい廻す振り付けで、その激情を表現する。


「「「「「――――――ッ!」」」」」


 続くサビも減退をまるで見せぬ力強さで紡がれ続け。


「――――――!」


 一章の終わりの一節が、香故の冷たく透き通る声で、儚く奏でられながら。

 5名は片腕を上空へゆっくりと突き出し示す振り付け動作で、一章を締めくくって見せた。





 曲は間奏へと入る。まだ曲の途中ではあるのだが、香故等フォース パフォーマーが見せ響かせたその絶奏に、観客席からは早くも盛大な歓声が上がっていた。


「すごいな……」


 中隊長も、改めて見聞きした香故等のそれに。気圧されそして感嘆の言葉を零していた。


「切理(せつり)様ーーっ!ウラちゃーんっ!」


 その隣では。二尉がテンションをかなり上げた様子で、団扇とサイリウムを激しく振り、黄色い声を上げていた。ちなみに切理とは香故の下の名前である。二尉は香故とウラジアが特に推しなのであった。


「……」


 そんな部下の姿に若干引きつつも、中隊長もパフォーマンスに意識を向ける。

 曲はそれから二章へと突入。

 さらにそれが終わった後には、二曲目。また先日の戦場に謳われた恋歌が奏でられ。

 三曲目には、絶対の絆を謳った歌が。

 四曲目からは、メンバーそれぞれの固有の持ち歌が。

 会場全体を覆う冷め止まぬ情熱の中で、響き紡がれていく――





「――ふぁ、すっごいテンションだなっ」

「――皆っ、今日もライブに来てくれてありがとーっ!」


 メンバー各員が持ち歌を一曲づつ歌い終えた所で、プログラムはインターバルタイムに入り。その間に町湖場と宇桐の陸士二人がMC的な役割を買って出て、観客に対して呼びかけを始めた。

 二人の呼びかけに、観客席からはまた歓声が上がり返る。


「昨日の防衛線に参加した隊の皆さんは、ホントにありがとうございましたッ。皆さんのおかげです。今回頑張った人皆に、この場を借りて感謝を!」


 さらに町湖場は、一層の力強い声で訴え、そして感謝する言葉を上げる。それに呼応し、今度は客席から拍手が上がる。


「そんでさ、頑張ったのが皆同じなのは理解してるけど。今回は特に際々まで頑張ってくれた人等がいてさっ」

「俺等も力を貸してもらったんだ。その人達に、俺等なりの感謝の形として、この場で紹介させてもらいたいっ」


 宇桐と町湖場はそれぞれ、客席に向けてそんな訴え説明する言葉を紡ぎ発し。それから背後、ステージ中央に立つ香故に、促すように目配せをする。


「――四方を、ステージへ」


 それを受けた香故は、何かに命じるようにそんな一言を紡ぐ。

 それに呼応するように。ライブステージの背後より、何機もの小型UAVが現れた。UAVの群れは、いくつかのグループに分かれ散りながら、客席上に飛来。


「――え?」


 客席中で少し他人事のように状況を見守っていた中隊長が、しかしそれに気づいたのはその直後。

 客席上に飛来した小型UAVの内の一グループは、中隊長の方向へ飛んできたかと思うと、中隊長の真上で旋回を始めたのだ。


「っ」


 さらに足元に気配を感じ見れば、いつの間にか中隊長の足元には、UGV――小型の無人車輛が一台居て、そのカメラが中隊長を見上げていた。

 さらにUGVは搭載のマニピュレーターで、中隊長の迷彩ズボンの裾をチョイと掴み引っ張る。どうやら同行を求めているようだ。

 UGVとUAVは中隊長を導き始め、中隊長は戸惑いつつもそれに導かれるままに、観客の中を潜り抜けて行く。

 そして導かれた先は、ライブステージ。その上に続く昇降階段であった。


「っ、これは」


 導かれたその先を前に、躊躇と一層の戸惑いを見せる中隊長。


「三佐、どうぞ」


 しかしそんな中隊長に声が掛かる。階段の先のステージ上の端に、氷の女王――香故の立つ姿があった。香故はまるで中隊長を迎えるように、ステージ上から片手を差し伸べている。

 そんな女王からの導きを受け、中隊長はまだ躊躇の気持ちを残しながらも、階段を上りステージ上へと上がった。


「ん?あ――」


 ステージ上へと上がったタイミングで。中隊長はステージの別の位置から、自分以外にステージ上に上がって来るいくつかの人影に気付く。

 それは長身の二曹に、体躯の良い三曹。それに対戦車要員の隊員の彼。いずれも中隊長の部下で、そして昨日に境遇を同じくした隊員等であった。


「二曹、これは――」


 それを見た中隊長はまた戸惑う色で、隣に立つ香故に向けて尋ねる言葉を紡ぎかける。


「四方は、昨日の戦いで俺等の力になってくれた功績者ですッ。まずは第1中隊の中隊長の――」


 しかし中隊長の言葉を遮り、町湖場が快活な声で中隊長等を紹介する言葉を紡ぎ始めた。

 引き続き戸惑う様子でステージ上で佇む中隊長等をよそに、町湖場や宇桐はそれぞれを紹介してゆく。


「――以上の四方!そんで、今日は四方をゲストに迎えて、ライブをやっていきたいとおもうワケっ」

「は?」


 そして四人を紹介し終えた所で、町湖場が発したのはそんな発現。それを聞き留めた中隊長は、思わず声を零す。


「――と」

「――言う訳で」


 そこで、何か悪戯でも企むような色の言葉を紡ぐ、町湖場と宇桐。

 そして同時に中隊長等四名それぞれの元へ、フォース パフォーマーのメンバーが歩み近寄る。香故は中隊長へ、宇桐と町湖場は二曹と三曹へ、ウラジアは隊員の彼へ。


「!」


 メンバーの各々はそれぞれの片手を取り、そして招かれたそれぞれの胸元に手を当て――現象と、変貌が始まった。

 中隊長等四名の足元で、発光現象が発現。それは光のベールを作り、四名それぞれの身体を潜り登る。

 光のベールはそれぞれの身を登り切り消滅。そしてその場には、新たに四名の美少女と美女が――その姿に変貌した中隊長達があった。


 中隊長はセミショートの美少女に。

 長身の二曹は、黒髪姫カットのスレンダーな美少女に。

 体躯の良い三曹は、金髪ツインテールの豊かなボディの美少女に。

 隊員の彼は、褐色と黒髪のポニーテールに、絶妙に鍛えられた体躯が艶やかな美女に。


 衣装に会っては、いずれも三種制服を模し、ベレー帽やブーツユニフォーム。

 昨日。フォース パフォーマーのメンバーと並び戦い、歌声を交えた時の姿に、それぞれは再びその身を変えていた。


「うわっ」

「マジか」

「えぇ……」

「ハァ――成程……」


 そこでそれぞれは、自分等がステージに招かれた意図を。それが一種のサプライズイベントの類である事を把握。少しの困惑と、同時に納得の声を零す。

 そんな四名それぞれに、香故はわずかに口角を上げ。町湖場、宇桐、ウラジアはそれぞれの形で悪戯っぽく微笑む。


「――さぁッ、今宵の戦友は招かれ、刃を携えた。これより交わされる歌声に、その身を焦がす覚悟は良いかッ!」


 そして、端よりそれぞれの変貌を見守っていた田話が。演者のような独特の言葉遣いで、観客達に向けて高らかに訴え紡ぐ。

 ――それに呼応するように。観客達からは、これまでより一層の歓声が上がった。

 そして、ステージ上にはまた新たな曲、音楽が流れ響き始める。

 前奏が響くステージ上を、中隊長達四名は香故等それぞれに手を引かれ導かれ。ステージ上の各所へと散開しポジションに付いていく。

 それぞれがポジションに導かれた所で、音楽は本奏へと突入。


「「「「「――――――」」」」」


 子気味の良いリズムの曲に合わせて、香故等メンバーの5名は、歌声を紡ぎ奏で始めた。


「!」


 中隊長等の身に、また昨日と同じ不思議な感覚が宿り走ったのはそのタイミング。中隊長等の心に、紡がれたその歌詞の続きが、自然と流れ込んできたのだ。

 そしてそんな中隊長等に向けて、香故等それぞれを導いたメンバーは。片腕を差し伸べ、促しまた導くようなモーションを見せる。


「……――――――」


 心に流れ込む歌詞に、滾る感情に従い。

 中隊長は曲に、音楽に滑らかに合流。歌声を紡ぎ奏で始めた。


「「「「「――――――」」」」」

「「「「――――――」」」」


 メンバーの歌声と、中隊長等の歌声が交わり重なり。重奏が奏でられる。

 さらに中隊長等の身体は、不思議な事に曲に導かれるように。それに合わせた身振り手振り、脚さばきを、振り付けの動きを自然と取り出していた。

 歌声をリードする香故等メンバーの動き続くように、あるいは対になるように。中隊長等も滑らかに舞う。


「「「「「――――――」」」」」

「「「「――――――」」」」


 そして、さらに力強く奏で紡がれる重奏。

 それを受け、観客達からはさらに一層の。空気を震わせんまでの歓声が上がる。

 中には中隊長の部下や、二曹や三曹、隊員の彼の。同期や先輩後輩、同僚からの応援や歓声が交じり届く。


「きゃぁぁーーっ、中隊長ーーっ!」


 中には、中隊長の補佐官の二尉の黄色い悲鳴もあり、それが届く。自らの従う上官が美少女の姿に転じ、そして推しであるアイドルと歌声を交わしている状況に。感極まっているようであった。





 それから、ゲストを招いたライブは更なる盛り上がりを見せた。

 フォース パフォーマーのオリジナル曲がいくつも奏でられ。さらにはカバー曲が歌われる催しなども行われ。

 香故等メンバーと、中隊長等ゲストは。時に柔らかく、歌声を絡めるように交え合い。時にまるで対決のように、激しい歌声をぶつけ合い。

 全身全霊をもって、それぞれの歌声を奏で合った。


「「「「「――――――」」」」」」

「「「「――――――」」」」


 そして、やがてラストを飾る一曲の締めくくりの一節が、重なる歌声で果敢にしかし美麗に紡がれ。

 儚く静かな後奏がステージ上で響く。

 そのステージの上で。メンバーの内の香故を覗いた四名と、中隊長等四名は。円形に等間隔でポジション。

 一様に片脚を引き、胸元に両手を掲げ、ハートを形作るポーズを作り。それを各方の観客に向けて示し送る。

 そして同時にそれぞれは。ウィンクをする、八重歯を覗かせニカっと笑う。柔らかく優し気に、または悪戯っぽく微笑む等、思い思いの表現を観客に送り見せる。

 最後に。ステージの中央に位置し立ち構えた香故が。胸元に掲げた片手に、ロックを促す意味でも使われるコルナのハンドサインを作り。そしてその冷たい顔に、しかし小さな微笑みを作った。

 ライブのラストを締めくくるパフォーマンスに。観客達からはそれまでで一番の歓声が、ビリビリと上がる。

 そして後奏の音楽は静かに終わりを告げ、ライブの終幕を伝える。



 未知の敵の襲来を防ぐための。そして傷を負った人々の心を癒すためのリカバリーライブは、大盛況の内に終わった――





 ――未知の脅威に立ち向かい。性の変貌を可能とするその身を、そしてその歌声を刃として戦う彼等――彼女等。


 防衛アイドルユニット――〝絶奏音楽作選隊〟。

 またの名を、フォース パフォーマー。

 

 これは、その戦いを。そして舞い、戦い歌い奏でる姿を伝える物語だ――



――――――――――



EPICにごつ。

実は普段からオリキャラをTSFさせてアイドルみたいに歌ったり踊ったりさせる妄想をして、不気味に笑っています。

今回、その妄想を形にしたくなり、他作品をそっちのけにしてこちらに注力していました。

本当に申し訳ない。

設定とかかなり適当な行き当たりばったりです。

ちなみにバレバレだと思いますが、まんまマク〇スのワ〇キューレとかのパクリです。

作戦隊じゃなくて作〝選〟隊なのは対亜人特選群に影響されてるから。

本当に申し訳ない。


TSFはよか。

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