第25話

ピンポーン


 私は知っている。


 タカシは今日はデートに行ってる。


 私の家でインターホーンを鳴らす人はタカシしか居ない。つまり、あのインキャの可能性があると言うこと。


 扉から外を確認して、やはりインキャだった。


 今日も難癖つけに来たのか、


 そうだ。


 私はすぐに繋がりそうなメンバーを呼んだ。粉と、百合子、先輩とタカシも近くにいるはずだから、


 インターホンを鳴らしまくる。


 さっき私が、玄関まで歩く音が聞こえたのだろう。


 よし音楽聞いてよ。


 そして、着信が来て合図が来た。


 扉を開けて


「帰れ」


「なんだ、ゴミのく・・・」


「お姉ちゃんにそんなこと言うなんてーすよ?」


そして、インキャは走る。


 だがその先には百合子がいる。


 「あなたが弟さんですね、さっきの聞こえてましたし、あと置いてった件知ってますよ」


「ヒィー!!」


そして、粉は粉走る。


 百合子も走る。


 今奥からインキャの悲鳴が聞こえた。おそらく先輩にあったのだろう。


 そしてまた悲鳴が聞こえた、おそらくタカシに脅されて、


 次は回り込んだ、粉、百合子、そして先輩、タカシと


 はぁー悲鳴たくさん聞けて凄いスッキリ。

 

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