第13話

と言うことで


 「ウヘヘ」


今日も兄を洗脳している。


 好きな人チェックは終わり相変わらず変化はない。今日連れて来た女の子に少しでも目がいったか気になったが、そんなことはなかった。流石お兄ちゃん。


 「お兄ちゃん、何か隠してることは」


「妹への誕生日プレゼントを考えている。」


流石お兄ちゃん、半年後なのにもう考えているとは


「で何しようと今ところ候補は」


思いっきりネタバレしていくスタイル。


 「美味しい物、旅行券、服、アクセサリー・・・」


それから候補がたくさん出て来ている。


どれも素晴らしいけど



 「プレゼントリストに婚約指輪も加えて」


「わかった」



 「お兄ちゃんまた何か悩みある?」


 「妹が」


「何?やっぱり私??もうお兄ちゃんったら私のことばっかり」


「ーー、デカくならないって」


「お仕置きね」

 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る