第7話

そして、文化祭はメインイベントに入った。


 「何するの?」


「えへへ、それよりお兄ちゃん、あの人達について行って」


クラスメイト達が俺を手招きしてる。


 

 「おれ、感動したよ。」「俺は祝福するからな」「本当にめでたいよ」


クラスメイト達が感動してる。そして、この服ってやっぱり



 


 司会がアナウンスして居る。


 「いよいよ、今回のメインイベント、兄妹の擬似結婚式です」


思わずやっぱりかと思ってしまう。


 そして、ウェディングドレスに包まれ妹が出てくる。


 思わずドキッとしてしまう。


 「お兄ちゃん」


実は、何度も想像した姿。でも想像する旅に取られてしまうと思ったら悲しくなっていた。


 でも今は、俺の


 「お兄ちゃん、私、幸せだよ。」


「俺もだよ」



 こうして、文化祭のメインディッシュの擬似結婚式は終わった。

ーーーーーー



 「ねぇ、お兄ちゃんこれからは色んな所で擬似結婚式しようよ」


「結婚式ってそう言うもん??」


「幸せなことって何回もあって良いじゃん!!」


 幸せそうに、笑顔する妹を見て

「そうだな、俺たちが幸せならいいか」

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