第9話

幼馴染視点


 暗い、暗い世界に光が入るように夏季の瞳が開く。


 「三奈さん・・・ひぃ、ど・・・どうした?すいません。とにかくごめんなさい」


「友、目が覚めたんだね。」


思わず一瞬で抱きつく


 「手のやたなま、まはa@.pm'mgwpj'dよざはたらまさやはたざ、はなかわかあらさまははまかわさとがはた、おぇーーーーーーー」


 思いっきり彼からゲロをかけられた。けどそんなのどうでも良いくらい嬉しい。


 「ご、ごめんなさい!ごめんな・・・」


「友、友、!!」

また夏季は気絶してしまった。


 やはり私は友にとってトラウマな相手になってしまった。


 次もしたいけど、次は抱きつくのはやめよう。



「友くん目覚ましたってえぇー!!!どうしたのその顔!!」

一緒にカラオケに行った友達が部屋に入った瞬間ゲロまみれの私を見てドン引きする。


 「起きた、友にかけられた。」


「早く洗ってきなさいよ!!」


「でも、友みていたいし!」


「いやいやいや、今の顔見る方が友くんきついだろぉ。」


「た、確かに。」


私は顔を洗ってきた。


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