第6話苦情

僕はその場キレない人間。一度考えてからキレる。

今日は、安定食屋でビールを飲み、勘定したらバカ店員がお釣りを投げ、ご馳走様でしたと言っても、無視してバイト仲間と喋っていた。

その場で、注意しても良かったが周りに客がいたので、我慢して、チェーン店の本店のホームページの苦情申し付け欄に、今回の経緯を書いた。

こっちは、金を払ってサービスを受けている。それは、お勘定を済まし店外に出るまでがサービスだ。

それを、10円玉が床に落ちるくらいの勢いで投げ、ありがとうございましたも言わないバカ店員により、今夜の酒を不味くさせられた。

よっぽど悔しくて、その場で注意したかった。しかし、病気してから瞬間湯沸かし器の僕はキレるまで長いストロークが必要になった。

でも、それは良い変化だと思っている。

よくよく考え、納得してそれからキレる。

こっちに何も非が無い時は、言うだけ言う。

それで変化が、改善がなされない場合は、近寄らない。

バカと同じ土俵に上がってはいけないのだ。

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