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 ユルちゃん:


 「 まっ、いてもいなくてもっ……

   おんなじよーなモンだからね、


   売り上げも大して変わんないしぃ。


   どーでもいーか、

   アイツ(ウガンダ)の事はっ。


   ………………んで、


   話し戻すけど、ママっ………


   何なの? それ(オリーブ)? 」



 キャサリン:


 「 そ~よ、そ~よぉ~~~………


   どーゆー気なのよぉっ…!?


   その娘(オリーブ)…………


   『オカマ』 ………なの??


   それとも 『オンナ』 なの??


   …………ど、どっちなん?


   悔しいけど、めっちゃ…………


   “綺麗” じゃないのよぉ!! 」



 マーキュリー:


 「 オ・カ・マ……………よ。 」



 キャサリン:


 「 うへぇ~~~っ…!!

   ホントに “オカマ” なんだ……


   カ、カマなら………

   カマでいんだけどさっ………


   …………な~~~~~んか、


   うちの店に……………


   “そぐわない” くな~い???


   だってよ、だってよっっっ……


   うちは 『笑い』 をっ………

   ………売りにしてんだからさぁ、


   そんっっっな、綺麗な娘っ………


   どぉ~~~考えたって、

   おかしーでしょーよっ!!? 」



 マーキュリー:


 「 ん~~~~~、まっ………

   ………理由は、あとあとっ!!


   あっ! オリーブっ………

   今日は………………


   キャサリンとユルちゃんにっ……

   …………くっついてなさいっ、


   わかったっ…???


   この “二人” の側にいればっ……

   必ず………………


   『笑う事』 ができるからっ!!



   ……………あっ、そうそうっ、



   はいっ、一万円っ………っと。 」



    マーキュリーは………

   キャサリンに “諭吉” を渡した。

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