P.3


 マーキュリー(ママ):


 「 はぁっ…… はぁっ…………


   ゴメンなさいねぇ~~~、


   この娘ねぇっ……………

   『オリーブ』 ……ってゆーのよ!!


   突然で、ちょっと………

   ビックリすると思うけどっ………


   今日から、うちの店でっ………

   働いてもらおーと思ってっ…… 」



    マーキュリーが………

   突如連れてきたオカマ………


   ………… 『オリーブ』 は、

   健康的な色白で、高身長。


   オカマとは思えない程の超美形な、

   オカマ………である。



 キャサリン:


 「 …………ファ!!

   ママ! ア、アタシっ………


   そんな娘が入ってくるなんてっ…


   全く聞いてないんですけど!? 」



 ユルちゃん:


 「 ちょっとぉー! どーゆー事よ、

   ママぁ~~~~~っ!!


   アタシも聞いてないっつーのぉ!!



   ………………ん?

   そう言えばさぁ~、あのっ……


   “ブタ” ………どーしたのよ?


   まだ来てないじゃんっ??


   遅刻じゃないのよーーーっ!!

   カビ豚がぁぁぁーーーっ!!


   …………ってか、てか、


   ママ…………………


   アタシが言いたいのはさ………


   そーゆー “大事な事” は………


   “ブタ” が来てからっ………

   言った方がいーと思うけどっ?


   アイツも、まぁ~、一応………


   うちのスタッフなんだしさっ… 」



 キャサリン:


 「 そーそー、一応………ね。 」



 マーキュリー:


 「 あっ、そーよっ、そーよっ……

   ブタ…………いやいやっ、


   『ウガンダ』 ちゃん………なら、


   “この事” 知ってるのよっ!!


   ……………でね、

   さっきアタシのケータイにっ……

   連絡あってさっ………


   少し遅れるって言ってたのよっ。


   急に、お腹が…………

   “ピーピー” に……………


   なっちゃったんですってぇ!!

   フッフフフぅ~~~っ!! 」



 ユルちゃん:


 「 バカじゃないの、あのブタっ!!


   どーせまた変なモン食って………

   アタったんでしょ~~~。


   …………アイツさぁ、


   スーパーの “半額商品” に………

   目がないのよ…………。


   いっつも、

   そんなんばっか食ってっから、

   腹壊すんじゃないのっ??


   そもそも、アイツねぇっ………


   爆買い(半額商品)するワケよ、


   それ(爆買い)…………

   ……………するにも関わらず、


   次の日も、おんなじ事すんのよ。


   アホよねぇっ…???


   どんどん、溜まってくだろ!!

   家にぃ~~~~~っ!! ………


   …………つぅ~話しよっ。 」



 キャサリン:


 「 ん”ん”……………

   なるわ(ピーピー)それ……。 」

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