こんなラブコメを書いてみたい人生だった・・・・・・

正直な感想を言わせてもらうと、この作品を読んで私は嫉妬した。

「G’s こえけん」音声化短編コンテストの中でも、ASMR部門はヒロインのセリフだけで物語を牽引しなくてはならないという点で、難しさがあるのだが、本作はそこが非常にうまく流れている。自然な流れで読み進めることが出来るのだ。
また、ギャルが主人公の筋肉を触診するという毎話の構成が、甘々かつ他にないセリフを生み出しているのだが、非常に甘い。最高に甘く、時に官能的なやりとりは音声で聴きたいと思わせるに十分すぎる。

音声化を前提としたラブコメとして、これは完成度が非常に高い。
こんなラブコメを、私も出来れば書いてみたかった・・・・・・。

最高に甘くてドキドキするラブコメ作品である。
ぜひ、ご一読あれ。

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