続いて欲しかった夢の世界。捕らわれたのは、私。

飽きさせる隙を与えない、軽快なテンポで進んでいくストーリー。
一話一話に魅力があり、もっと続きを読みたくなる。
謎めいた書き方は、作者の文才。
二夜目はどうなるのだろうと思わせておいて、閉める。
そして、読み手は夢に捕らわれるのだ。
さて。彼らはこの先どうするのか。どうなるのか。
そんな事を思いながら、眠りにつくのも良さそうである。

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夢幻夜譚