第8話

 の前で愚かしくもワンワンと泣いてしまった私は、笠井さんに肩を抱かれながら保健室を訪れた。


 幸いにも先生は不在だったために、私は心をゆっくりと落ち着かせることが出来た。


 白くて綺麗なベッドに、私は座らせられる。

 言わなくちゃ。

 昨日の私は何かおかしかった。

 笠井さんといるとおかしくなっちゃう。

 少し距離を置いた友好関係を築きたいって。


 だけど、私がモジモジとして踏ん切りがつかないでいたから。

 私が口を開く前に、笠井さんに押し倒される。


 保健室のベッドは想像してたよりも柔らかい気がした。


「昨日のこと、思い出せないよね?」

「う、うん」

「ここの、気づいた?」

「えっ?こ、これ、キ、キキ、キスマーク?」

「そうだよ?………うふふ♪キスマ初めて見たんだ?」

「え、あ、ぃ、いや、…………ぅん/////」

「かーわいい♡桃花ちゃん、可愛いよ」

「ひゃっ!か、笠井さん!??く、首、舐めちゃやだぁ。あ、汗かいて、き、汚いからぁ」


 今朝見たこの首筋についた内出血が、キスマークだと知らされて私が動転していると、笠井さんは私の首筋をぺろぺろと舐めてきた。


 そこは内出血の場所で。


 まるで、私に昨日のことを思い出させるように。

 同じ箇所を、何度も何度も、執拗に舐めて。


 キスして。

 舐めて。

 キスして。

 吸って。


 次第には、思い出させる行為から執拗に行為へと変わっていった。


「汗かいてても、桃花ちゃんの汗なら汚くないよー?聖水だよ、聖水」

「そ、そんな、、んっ、ぁ、、わけ!!」

「それにさぁ?桃花ちゃんの言い分だとね、まるで綺麗で汗とかも無い状態だったら良いよ♡って言ってるように聞こえるんだよねぇ??私だけかな???」

「んっ!、、、そんなっ、ぁぅ、、ゃあ、笠井しゃん、、んぅ、、、、だけ、だか、ら!」

「そんなこと無いと思うなぁ。ほら♡キスマークに新しいキスマークが上書きされちゃうね♡♡も良かったけど、今も良いなぁ」


 両手を笠井さんの片手で上に持ってかれて抑えられて、私は抵抗できない。


 いやだ。

(………少し気持ちいい)

 女の子同士でこんなの、ダメなのに!

(………もっとしてほしい)


 頭がフワフワして、ごちゃごちゃして。

 もうめちゃくちゃだ。

 何も分からなくなる。

 何も考えられなくなる。







 もう、、、、、、、、、、、、いやだ。









「さーて♡じゃあそろそろ、昨日は私が怖気付いちゃって本番出来なかったけど、今は出来る気がするからね。――――下の方も、触るよ?」


 笠井さんがそんなことを言ってる気がする。

 頭が重い。

 久しぶりに沢山泣いちゃったせいか、少し頭が痛い。

 笠井さんの声が遠くなる。


 あっ、笠井さんの手が私の大事な場所へと、お腹を這って、滑らせて、侵入してくる。




 …………………


 そこで、私の意識は途絶えた。




━━━━━━━━━━━━━━━


……………えっちだ。


この一言に尽きたみさきさんですね、はい。

あと、私事ではあるんですけど、熱中症で倒れてしまい只今点滴を打ってる最中です。

本日(6/25)は、とても暑いので、皆さんも気をつけてください。


それでですね、ちょっと今は病院にいるので、他の作品の投稿が今日の夜とかになるかもしれないしならないかもしれません。

悪しからず。


ちなみにこの話は昨夜には書き終えていたので、あとがきだけ今ぱぱっと書いてる状態です。

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