終末を彩るのは、無数の星屑の雨

とある星に移住してきた「ぼく」とその星に住んでいた「彼女」。
彼女の一族は全身が硝子で出来た、とても美しい民族。
けれど彼女との別れは近づき、星の命も終わりを告げる。
そのことを示す星屑の雨は、破滅を表しているはずなのにどこか美しい。

他の作品には無い、独特で美しい発想に彩られた逸作です。