外伝SSその1 学校での出来事



「そういや元の世界だと僕らの扱いどうなるんだろね?」(朝凪


「どうだろうなぁ」(矢矧


「わかんね」(如月


「わからん」(睦月


「最初からいなかったことになるか、行方不明扱いですかね」(時雨


「まあそこらへんがよく転生ものである話だよなあ」


「なんかラノベみたいなことになってるよな俺ら」


「いいじゃん異世界」


「わかるわ。楽しい」


「アタシはもっと戦いたい!」


「じゃあお前は敵に突っ込んで真っ先に死ぬ役だな」


「それはお前だ!」


「俺はちゃんと計画的に戦うから」


「いや計画的に戦うって何?」


「私もそう思います」


「うるさい表現が思いつかなかったんだよ!」


「やっぱ頭悪いだけあるねはぎちゃん」


「期末テスト数学32点のやつがなんか言ってら」


「それ僕にも刺さるからやめて」


「でもあさっち社会やばかったじゃん」


「まあ社会は得意教科だからね」


「何点だったっけ朝凪」


「92」


「なっ!?この私が朝凪ごときに点数で負けるなんて・・・!」


「おう失礼すぎる言葉ぶん投げるのやめーや」


「まあそれでも私も90点だったし?ぜんぜん悔しくないし?」


「ねーちゃん」


「なに?」


「悔しいのバレバレだよ」


「くっ…殺せ!」


「なぜくっころ女騎士になった」


「気分?」

「気分だろうね」


「おまえらなんなん?情緒どうなってんの?」


「まあまあいいじゃないか」


「いやなんもよくないけど」


「とりあえず朝凪さ、前見ながら運転しろな?事故ると困るから」


「あっはい」


「そうだよ朝凪。ちゃんと運転して」


「あさっちさあちゃんとしてよ〜」


「お前ら・・・まったく」



その後しばらく雑談は続いた。

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