19 論文鹿に乗るサル

レストランを後にし、みんなでゆっくり歩きだしたころ村長の携帯が鳴った。

「もしもし…え、これからすぐ?…わかった」

村長は先ほど、ビニールハウスの警備問題を解決しようといくつか電話していたのだが、その中の1本が早くもヒット。すぐ来てくれというのだ。

「悪いね、朝市地区の里山パークまですぐに出かけることになった。君たちはええっと…」

するとツクシが手を挙げた。

「村長さん実は…ここの電子図書館なんですけど」

ツクシがいくつか質問すると村長はニコニコしてうなずいた。

「なるほど、ここにならわたしの古い論文もあるはずだ。せっかく来たんだから調べてみるといい」

「ありがとうございます。じゃあ、私はここの電子図書館でいろいろ調べてみることにします」

「調べ物が終わったら、温泉に入ってくるといいよ。じゃあ、悪いね、さっそくだが出かけてくる」

里山パークで監視カメラシステムのことを教えてくれるというので、機械に詳しい池橋礼がついていくことになった。ツクシは謎の女のメモリーに入っていた村長の昔の論文の謎を調べるために、農業ガールの有野マナに案内してもらって、電子図書館へと向かった。

「熱帯の植物のことを勉強するために、何度も通ったけど、とにかく便利な場所よ」

せせらぎ3D劇場を出て、林間学校や合宿の児童や生徒たちが多い温泉パークのほうにそれはあった。開放的な平屋建ての美術館のようなたてものだった。中に入るといろいろなおしゃれな飲食のできる喫茶コーナーや、気軽に変えるコンビニコーナーもあり、なんと温泉施設と直結したサウナや温水プールコーナー、熱帯植物園コーナーまである。気分転換に最適だ。

ここには広い一般閲覧コーナーや、企業や学校のための貸し切りルーム、グループのための小部屋もたくさんある。村人登録をしてあれば、安いポイントでほぼ無料で使える。

ここにはもちろん本物の本も、本棚もない。部屋についているマルチスクリーンや貸し出し用のタブレットで自由に資料の閲覧ができる。こだわり派のための、目に優しいブック型の端末もある。美術鑑賞用の高精度大型スクリーン室や、本物そっくりの恐竜画像が評判の立体映像室もある。だがなんといってもほかの図書館と違うのは、AIによる検索や分析がすごいことだ。もちろんAIを使わないで自分で調べるのも自由だが、AIのキズナさんやワカコさんなど、いつもの顔なじみが出てきて、数十万という書籍や資料の中から、その人にあった最適な作品や文書を一瞬で探し出し、わからないことや関連したことまでじつにくわしく調べてくれるのだ。

ツクシは有野マナさんにいろいろ教えてもらいながら、喫茶部でここでとれた無農薬グレープフルーツのジュースと有野マナさんが勧めてくれたバナナチップを買って、そのまま二人で個室を借りて中に入って行った。

「あ、有野マナさんと伊藤津櫛さんですね。どんなお手伝いをしましょうか」

スクリーンの隅に映ったキズナさんは二人の顔をちゃんと覚えていてくれて、明るく迎えてくれる

「ええっと、中村長が昔書いたという、鹿に乗るサルという論文があると聞いてきたんですが」

「はい、ございます。和訳されたものですか、原本は英文ですが」

「はいはい、日本文でお願いします」

なんと中村長は日本の大学で文化人類学を研究していて、その研究の一環としてニホンザルのフィールド調査をしていたそうで、のちにアメリカに留学している時代に経済学の論文としてニホンザルのことをテーマにした論文を書いて、一時かなり注目されたそうだ。それが「鹿に乗るサル」だと、キズナさんが経緯を教えてくれた」

「わあ、こんなに早く見つかっちゃうとは思わなかった。有野さん、あとは自分で調べるから、お仕事に戻ってください」

「あらよかった。じゃあ、何かあったらすぐ連絡してね」

有野マナは、ニコニコして仕事に戻って行った。

なぜあの謎の女が村長の古い論文を持っていたのか?あの謎の組織が村長やこの村を狙う理由もわかるかもしれない。

「ようし、がんばるぞ」

にしても論文の中身は膨大だ。全部読むだけで何時間かかるかわからないし、読んだところでどのくらい理解できるかもわからない。まずは持ってきたジュースを飲む。

「…むむ、甘さと酸っぱさのバランスが絶妙、とにかく濃くてうますぎる!!最高!」

そのおいしさに、キズナさんの力を借りればいいとひらめき、さっそく助けを求める。

「はい、問題ないですよ。あらすじモードを使って概要をわかりやすく説明できますよ。そのあとで気になるところを読んでいけばいいんじゃないですか。専門用語もすぐに解説できます」

「なんて便利なの、あらすじモードまであるなんて!、じゃあ、早速お願いします」

ツクシは極上のジュースを飲みながらゆったりと椅子に腰かけ、スクリーンのあらすじを読んでいった。

第1部、スノーモンキーとパラダイスモンキー。

作者である中年男は、環境問題をなんとかしないといけないと問題意識を持ち、その解決のカギを探し、やがてニホンザルに行き着く。この日本列島に環境も荒らさず何万年も住んできたニホンザルは、どんな暮らしをしてきたのだろう。

まず、作者はスノーモンキーと呼ばれる、冬は極寒の下北半島に住んでいるニホンザルのことをいろいろ調べ、次のように結論付けた。

1:冬は雪に閉ざされる過酷な環境の中で、群れで暮らすことによって外敵から身を守り、仲間と餌を分け合って力を合わせて生き延びていた。

2:だが群れごとの過酷な縄張り争いがあり、広い土地を独占したり、群れの頭数を急激に増やすことはできない。

ここで作者は、縄張りが群れの中の数を適正化し、環境を守る大きな要因だと結論付けた。

ところが研究を進めるうちに、同じニホンザルが南国の屋久島にもいることを知って、彼は単身屋久島に出向き、小型の種、屋久島ニホンザルを調べることにした。

縄文杉で知られる屋久島は極寒の下北半島とは違い、1年を通じて暖かく、エサもたっぷりある。もちろん雨も多く水にも恵まれている。

そこで作者はこう仮説を立てた。

「暖かく餌も多い屋久島では、縄張り争いも厳しくなく、サルたちはさぞ豊かに暮らしていたのだろう」

ところが屋久島に行ってサルたちを観察した作者は驚く。

温暖で餌の多い屋久島では、もともと単位面積当たりのサルの生息数が多く、群れの数も段違いに多い。さらに島という限られた空間にいくつも群れがあるので、下北半島より、縄張り争いがずっと過激なのだ。つまり豊かな分、楽園に住むサルの数は多く、エサも奪い合いになり、結局別な意味で過酷な環境になっていたのだ。

第2部、人間と人口。

そこでサルの数が多い屋久島を調べた後、作者は次に人間との共通点を考える。人間の豊かさと人口の変化に目をつけたのだ。

もともと人類はアフリカで狩猟採集生活を行っていて、しばらくはごくごく少数が縄張り争いをしながら長い年月を過ごし、やがて世界中に広まっていったと考えられる。最初の大きな転機は1万年から9000年ほど前の、農業の発見と発達である。それによって人類は飛躍的に人口を増やし、やがて農業が盛んになると、チグリス・ユーフラテス川やインダス川、ナイル川、黄河の流域に古代国家を形成し、農業の生み出す豊かさによって人口が急激に増え、そこに階級や貧富の差が生まれた。

農業が始まってぐんぐん数を増やして行った人間だが、ギリシアで銀貨が流通するようになるとさらにいろいろな職業が現れ、支配層や芸術家、戦士や奴隷など、階層が複雑化する。やがて、中世の封建制度の下では、あまり人口が増えなくなる。だが、大航海時代、農業革命、産業革命など新しい技術やシステムが生み出されるたびに人口は急激に増えていく。そして増えた人口を維持するために、土地やエネルギーを奪い合う戦争も頻発し、貧富の差も大きな社会問題となり、飢餓問題まで起きてしまう。つまり豊かさや便利さのために生み出された技術は人間を必ずしも豊かにしてはいない。一時的に豊かになった分、すぐに人口が増え、その豊かさを食いつくしてしまうのだ。

つまり、屋久島のサルが示す通り、豊かになればなるほど人口が増え、飢えや争いは増えていく。それはもうサルのころから繰り返されていたことだった。

だがサルの場合は縄張り争いが結局群れの頭数を抑え、環境破壊には至らなかった。でも人間の発達した技術はそれを克服して人口を増やし、結果として空気や水を汚し、森林や生物を侵略し、取り返しのつかない環境破壊をおこしてしている。

そこで論文の作者は、それを解決するために、全く別のところに視点を切り替えていきました。

第3部、人口と幸せな村。

論文の作者は、急激な人口の増加が、豊かさを食らいつくしてしまうことに問題点を見出していた。そして人口が増えも減りもせず、環境と調和して暮らすにはどうしたらいいかという視点に代わっていったのだ。

サルの研究のため未開の地に出かけた時、彼はある先住民の部族に出会い、人生観を変えるほどの衝撃を受ける。数週間この部族と生活を共にした作者は、サルのことだけではなく、この村のシステムを研究した。

1:いくつかの家族の集合体であるこの部族は長老はいるものの、みんな平等であった。

2:狩猟と採集、そして原始的な農業を営み、獲物や食べ物を村全体で分け合っていた。

3:彼らは部族の先祖霊を崇拝し、そこに厳しい戒律や階級はなかった。

4:彼らは部族の縄張りで数千年を暮らし、人口もほぼ一定していたと考えられた。

そして何より作者が感じたのは、この部族の圧倒的な「幸せ感」であった。村全体を足しても150人に満たないこの部族は、全員の名前をみんなが知っていて、ともに働き、飲み食いし、子育ても協力しあい、いつも笑顔を絶やさなかった。

そこで作者はこの部族を「幸せの部族」と名付けた。なぜこの部族が人口を安定させ、長期間にわたって幸せな暮らしを維持していたのかそれが次の大きな問題となる。安定した縄張り、全員の名前がわかり、貧富の差もなく、子育てから村の暮らしまで助け合う共同体、そこに人口が安定する鍵があるのではないか、実際ここでは一家族の子供の数は、2~4人で安定していた。さらに女性たちは集団で子育てをするので仕事にも余裕があり、毎日が楽しそうだ。

一方、それとは別に、以前留学したアメリカで、財団の役員に高く買われて彼の別荘に招待されたとき、不思議な体験をした。大都市の高層ビルで知り合ったかなりの富裕層であるその役員の別荘に呼ばれた時だ。彼は広大な自然に囲まれた敷地の中で農園を営み、自慢の葡萄をごちそうしてくれたのだった。葡萄はとてもおいしく、それを言うと彼はとても喜んだ。でも、ある意味人生の成功者である彼は、素朴な田舎暮らしにあこがれ、手作りの葡萄を褒められて喜んでいた。人生の一番の自慢は、大都市での高層ビルの暮らしではなく、素朴な田舎暮らしだったのか。なにかおかしな感じだった。行きつくところは自然の暮らしなのか?そこに幸せがあるのか?それからは自然に囲まれた幸せな暮らしがテーマとなっていった。

第4部、人類の人口と村の暮らし。

作者はまず、人口変動の理由をいろいろな事例をもとに考えた。

人類の人口が大きく変動する理由。

1:農業革命や産業革命など、人類の生産性が大きく伸びるときに急激に増える。

2:土地やエネルギーを争っての紛争や宗教、民族間の争いなど、互いの正義や理想がぶつかり合う争いで、大量の人命が失われる。人類は繁殖力が高いので、報復を恐れ、一族をすべて皆殺しなどの悲惨な方法も取られていた。

ところが作者は人口の変動する他の理由を見つける。

1:貧困や飢餓、政情不安など、生存が困難な状態に置かれた時も人口は増加する傾向にある。これは生物としての生存の危機感からくると思われる。

2:生活水準が上がってもともとの生活共同体が崩壊し、個人が優先されるようになると、結婚しない男女が増え、子育ても集団でしなくなって子供の数も減少、人口は横ばいから減少へと変化していく。

そして作者は問いかける。

人口が安定し、増えも減りもせず、環境やエネルギー問題も起こらず、人類全体が「しあわせな部族」になるように方策を考えよう?

そこまで読んだとき、ツクシは大きくため息をついた。やっぱり難しい、自分にはそろそろ限界だ、村長はやはり若いころからすごい人だった…。

「でも、やっぱりもうひと頑張りするか」

ツクシはグレープジュースをさらに一口吸うと、有野マナがおいていってくれたバナナチップスをひとかじりした。

「え、このチップ、甘ずっぱくておいしーい。初めての味だわ」

そして気持ちを入れ替えて、次の画面を見たのだった。

自然に囲まれた村で、家族や仲間と素朴に暮らしていける…。そんなイメージを頭に、彼は考えを進めていった。

そしてまず、問題を整理し直し、いくつかの大きな理想に分けてみた。

理想1:環境に負担をかけず、人口の大きな変動もなく永続的に続く社会。

エネルギーも環境に負担をかけず、汚染問題もごみ問題もおこさず長期にわたって続いていく社会でなくてはいけない。また、フードロスなど無駄を出さず、同じものを大量に作るのではなく、必要なものを必要なだけ作るシステムが必要。量から質への根本的な転換が必要。例えればカロリーは同じでも格段においしい生活。

理想2:住民や家族が平等に分かち合い支えあう小規模共同体。

人口の研究から、共同体が崩壊し個人の生活が優先されるようになると未婚の男女が増え、人口も減少する。人類は全員が名前を知るほどの小さな共同体で生きがいを持って家族と幸せに生きるときに人口が安定すると結論を得た作者は、理想の村暮らしを追い求める。家族の安らぎの中に幸せがある。全員の名前がわかり、利害が一致するみんながお互いに支えあう共同体、それは村「村に帰ろう!家族と仲間と暮らそう!」国家や大企業ではなく、村や手作り作業を基本的な単位として考えよう。子育て中も、退職しても、人々の役に立てる地域共同体があることが大事なのではないか。では村でどんな暮らしを立てていくのか。

理想3:一人一人に作る実感や達成感があり、小規模に農業やモノづくりを行っても、ちゃんとお金になる社会。

家族で農業をやっても、工芸品を作ってもきちんと生きていけなければいけない。生産や人件費、流通にかかるコストをすべてクリアにして、生産者と消費者が直接取引すれば、生産者も儲かり、消費者も安くものが手に入れられる。職人の手のかかった仕事には、それなりの正当なコストが支払われる。だがそれを実現するのは難しい。そこで彼は具体的な方策を提案した。かいつまんで取り上げると。

ごみをきちんと分別すると、地域通貨のポイントが増えてお得になるシステム。

ごみの処理から熱やエネルギー、二酸化炭素を取りだして役立てるシステム。

AIによる事務処理の効率化と見える化。

オープンでクリアなデータとAIを組み合わせた適切な価格決定。

SNSやクラウドファンディングなどを使い、アイデアや工夫が利益につながるシステム。

それらの方策を通じてたまってくる地域通貨のポイントによる村の福利厚生強化…。

「あれ…こ、これって?!」

そこまで読んだツクシは、はたと気づいた。

「これって発酵塾や道の駅でやっていたことや、この村のラビットのシステムと同じではないのか。この若い時の考えを具体的にしたのが今の村の暮らしなのではないのか?!」

そしてツクシは核心に迫る質問をキズナに出したのだった。

「もし、この論文の内容が現実化されたら、誰か困る人がいるの?」

すると画面の中のキズナさんは考え込んで少しの間動かなくなった。

「どうしよう、変な質問しちゃったかしら」

だがキズナはこう言った。

「それではその答えは、ワカコさんにしてもらいましょう」

理由や何故をわかりやすく答えるワカコさんが現れ、こう言ったのだった。

「必要なものを必要な分だけ作るとか、小規模に農業やモノづくりを行ってもちゃんとお金になる社会、生産費や人件費、流通にかかるお金などをすべてクリアにして生産者と消費者が直接取引など、いくつかの項目が現実になったら、大量生産、大量消費で利益を上げる大企業や、大量仕入れや安売りなどを行うスーパーなどが、とても困ると思います」

「そうか…」

それを聞いたとたん、ツクシの頭には葛飾ストアーの葛飾内蔵の顔がまず思い浮かんだ。

「そうか…村長のやり方が広まると、大企業や葛飾ストアーのようなところは困ってしまうんだ…」

今度の事件だって、養殖を一緒にやろうと言っていた海辺の町の浜崎さんが狙われたり、新しい品種を他の地域と共同開発しようとしていたイチゴが狙われたりしている。

「村長のやり方が、他の地域に広まらないようにしているんだわ…」

奴らの正体はまだわからない、でも、その狙いはやっとわかってきた気がした。

「ありがとうワカコさん、やっとやつらの狙いがわかってきたわ。でも最後に一つだけ教えて、この論文の題名は、なんで鹿に乗るサルなの?サルが鹿に乗るなんてそんな馬鹿なことがあるのかしら?」

するとワカコさんは真面目な顔をして答えた。

「それがこの論文によると実際あるそうです。暖かな島に棲むヤクシマニホンザルの生態を調べていた若き中年男は噂を聞いて、実際に自分の目でも確認したそうです。屋久島に棲む鹿は、よくサルの食べ残しを食べ歩くこともあり、両者は仲が良いらしいです。するとごくまれに、次のえさ場に移動するサルを鹿が背中に乗せて運ぶんだそうです」

「ええ、本当なんだ?!」

「はい、世界でも、ここ屋久島だけで観察されていることなのです。…そこで論文の作者中年男はこう締めくくったのでした。…餌が豊富なゆえに生息数が多く、群れの数、群れどうしの抗争も多いヤクシマニホンザルは、サルの食べ残しを食べ歩く屋久島の鹿と、種を超えた協力関係を結んだ。なんとサルが鹿の背中に乗って移動するのだ。わたしもこの目で実際に見て驚いた。豊かさは確かに個体数を増やし、次の危機も生むが、思いがけない協力関係を生むこともあるということ。私は豊かさの未来を考えながら、新しい協力関係を模索していきたい」

そういえばこの村ではシカサン(シェアカーゴ3輪電動自転車)が、村民の足になっている。ツクシも大変お世話になっている。毎日のようにシカサンに乗っているわけだ。そこに新しい関係は生まれているのだろうか。

調べ物が終わってすっかりすっきりしたツクシは、弱アルカリ性の美人の湯にお湯を調整してある温泉パークに直行することにした。

「やっぱり岩盤浴は欠かせないわよね。でも時間がそれほどないから、レンタル水着を借りて、探検風呂の7メートルのワニを見に行こうかしら、いやいや、やっぱりローマ大浴場のハーブ風呂もいいわねえ…」

ツクシはウキウキしながら、温泉パークへと歩いて行ったのだった。

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