透明な言葉が今も溢れてるあの子見ないで私を見てよ

透明な 言葉が今も 溢れてる あの子見ないで 私を見てよ


声に出せない。

表に出せない。

伝えられない透明な言葉。


でも存在しない訳ではない。透明な色は透明としてそこにあり色として存在している。

そう、存在しているのだ。


だから私は何も喋っていない訳ではない。

私はいっぱい話しているのだ。


私を見て。

あの子を見ないで。

私の声を聞いて。


透明な声はキラキラにもドロドロにも、パステルにも鈍い色にも染まる、染める。


私は沢山話す。


透明な声で。



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