第2話

「じゃあ、早速冒険者ギルドに登録に行くか」


「はい。父上」

そんな訳で僕達家族は冒険者ギルド王都本部に来ていた。ギルドはネット小説で出てくるような感じではなくお役所的な感じだった。新規受付窓口の女性に声をかけた



「すいません。登録をお願いします」


「はい。かしこまりました。では住民カードをお願いします」


「わかりました」



住民カードは古代文明の超技術により発行されている、個人情報を管理するためのものだ。日本で言うマイナンバーカードみたいなものだ



「確かに。登録は冒険者と宇宙冒険者どちらにしますか?」


「宇宙冒険者でお願いします」


「では所持スキルの申告をお願いします」


「待ってくれ。この子のスキルは非公開にしてくれ」


「え? それだとパーティを組んだりギルド依頼を受けれませんが」


「確認だが買取はできるんだよな?」


「はい。買取はギルドに登録していれば可能です」


「なら問題ない。宇宙船はあるからな」


「かしこまりました」


そうしたやり取りの後規約の説明を受けてギルドを出た


「父上。やはり僕のスキルは危険ですか?」


「ああ。古代文明の超技術が手に入るなら、全ての貴族や欲深い物達は、手段を選ばないだろうな」


「確かにそうね。気をつけてね。クリス」


「はい母様」


その日は王都の屋敷に帰り屋敷の皆とお祝いをし明日宇宙船を買うので資金と、駐機場を頼んで、その日は眠りについた。次の日僕は1人で自動運転車に乗り、王都近くの草原へと来ていた。


「さて早速スキルで宇宙船を買うぞ。スキルオープン」


目の前に画面が現れ宇宙ショップの文字が現れた


スキルを押すとショップ画面に変わると頭の中に声が響いた。咄嗟に辺りを見回すも誰もいない。


「突然すいません。私は買い物アシスタントのシスです。買い物の相談なら何でも言って下さい」


「あーなるほど。買い物のアシスタントのAIか」


「その通りです」


「なら白金貨五枚で買える宇宙船を教えてくれ」


「やはり古代文明の物がおすすめで、最初は探索探査船などいかがでしょう?」


「交戦能力が高いものはないの?」


「ありますが、初心者でにはお勧めできないのと、本格的なものだと資金が足りません」


「え そんなに高いの」


「はい。当時の最低ラインを採用してますので、白金貨100枚からになります」


「まじか」


「ご安心ください。この船に組み込まれている、自衛装備やバリアは現代のものでは太刀打ちできないので。余裕で戦艦だろうと沈めます」


「まじか。現代と古代文明の技術てそんなに開きがあるのか」


「はい。赤ん坊とエンシェントドラゴンぐらいには能力が離れております」


「わかった。なら探索探査船をくれ」


「はい。ありがとうございます。初回特典で、アンドロイドをつけておきます」


「ありがとう」


「では、召喚」


シスがそういうと目の前が光だし、光が治ると立派な宇宙船が現れた。


「アンドロイドは管内にいるので後はよろしくお願いします」


「ありがとう」


「では」


シスがそういうとスキルの画面が目の前から消えた。


さて、中に乗り込むかな












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転生したら宇宙ショップを貰ったので古代宇宙船で壮大な冒険へ向かいます @doragonad

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