夜は登り朝は沈む

天使になりたかった悪魔が

今、人間としてこの世にいるならば

世界は均衡を保つだろうと思う。


悪魔になりたかった天使が

今、獣としてこの世にいるならば

世界は均衡を保つだろうと思う。


夜は浅く

朝は深い


夜が登り

朝は沈む


これは真理か、

絶望なのか、


誰かが決めたのだ

太陽は上るものであると


誰かが決めたのだ

月は沈むものであると


これは剥離している、

祝福なのか。


世は常々、純粋無垢である。


世は常々、穢れている。


さぁ、どう生きようか。


明日を


未来を


私達はどう生きようか。

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