水面

 顔を洗って、身を整えて、眠りにつく前に、鏡を覗く。お疲れさまって言ってあげて。例え、その日が、うんざりするような日でも、例え、その日が太陽に陰る月の船が、沈むような日でも、痛みは何度でも返ってくる。水面に揺れるその星月影は、君の瞳の奥にある乙女の幻を追いかける青春は散っても、命の火は燃え上がる。水面から顔をのぞかせた魚は、跳ねる日を待って、どんなに苦しくたって、月を見上げる。人間に生まれたことは、間違いではない。私は、あなたの詩を読んで、命の儚さと健気な勇気、いたわらなければいけない少女の夢を感じました。だから、失意に沈んだ晩も、諦めない、そんな気持ちになりました。励ましてくれてありがとう。