46膳目:ラタトゥイユ・夏野菜の煮込み

 夏野菜が旬を迎える頃に、毎年作るのが、この料理です。


 材料が全部そろわなくても、身近にある野菜で作れ、意外に手もかからないですすし、暑くて食欲の無い時にも食べやすいです。


 ラタトゥイユは、南フランスの夏野菜の煮込み料理です。

「トゥエ」というのが、かき混ぜるという意味で、かき混ぜながら煮る料理のようです。


 材料を大きく切ったり、小さめに切ったり、暖かいまま食べたり、冷たくして食べたり。

 また、パスタにかけたり、パンに乗せたり、色々な作り方、食べ方ができて、応用がききます。


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【ラタトゥイユ】


 近況ノートに写真があります。

https://kakuyomu.jp/users/kukiha/news/16818093077433614504


 ▼材料 3~4人分▼


 玉ねぎ 1個

 なす 3本

 ズッキーニ 1本

 トマト 2個

 パプリカ 1個 (またはカラーピーマン2個)

 みじん切りにんにく 小さじ1杯

 オリーブオイル 大さじ2・大さじ1

(※野菜は多少多くても、少なくても大丈夫です)


 ●煮汁

 水 200cc (または、白ワイン100cc ・水100cc)

 ローリエ 1枚

 エルブドプロバンス 小さじ1/3

 塩 小さじ1/2

 コショウ 少々


 ▼作り方▼


(下ごしらえ)

 玉ねぎは3cm角くらいに切ります

 茄子は縞になるように所々皮をむいて、3cm厚みの輪切りにし、薄い塩水に浸けて水さらしし、アクを抜いておきます。

 ズッキーニは縞になるように所々皮をむいて約3cm厚みの輪切りにします。

 トマトは湯むきして、大きめ一口大のザク切りにします。

 パプリカは、種を取り、3cm角くらいに切ります。


 ※材料を小さめに切って煮ると、パンにのせたり、パスタにかけたりしやすくなります。


(煮込み)

 1)鍋にオリーブオル大さじ2とにんにくを入れて熱し、水気を切ったナスを炒める。

2)全体に油がまわったら皿に上げておく。

 3)鍋にオリーブオイル大さじ1を足して、トマト以外の野菜を入れて炒める。

 4)トマトと水、ローリエ、エルブドプロバンスを入れる。

 5)沸騰したら炒めておいたナスも入れて、時々軽く混ぜながら、野菜が柔らかくなるまで煮る。

 6)塩コショウで味を調えて器に盛りつける。


 ※エルブドプロバンスは、南フランス、「プロバンス地方のハーブ」という意味です。

 タイム、セージ、ローズマリー、フェンネル、ローレルなど乾燥したハーブを合わせたミックスハーブで、メーカーによって多少ブレンドが変わるようです。


 風味は少し変わりますが、お手もとにあるハーブ単品でも、加えなくても作れます。

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