13膳目:好きな物はみんなドクターストップ・くるみの蜂蜜味噌がらめ

 6年前に病気をしてから、定期検診の検査で、自分の体の状態が数値で表されるようになりました。

 やはり年を重ねて来ると、体もくたびれてくるので、それに若い頃のいい加減な食生活が、この頃になると結果として目に見えてくるものなんですね。

 

 芋類、豆類、ナッツ、果物、海草、茸、野菜もそうです。ああ、それと大好きなチョコレート、コーヒーも。

 私が好きな食べ物は、どれもこれも『ひかえなさい』です(笑)


 食いしん坊にとっては、いったい何を食べたら良いのやら状態な昨今です。

 そんなに大量に食べているわけでもなくて、むしろ一人前よりもずいぶん減らして食べているのですが、数値は正直です。もっともっと節制しなさいと脅されているようです。


 それでね、胡桃くるみも好きなんです。

カロリーは高いですけれど、美容にもいいらしいですし、血糖値は上がりにくい。健康な人は、毎日40gくらい食べると良いと聞いたことがあります。


 でも私は、カリウム減らさないとならないので。乾いた食べ物は栄養が凝縮していますから、カリウムが多いらしいです。


カリウムは塩分を体外に出してくれる働きがあるので、健康な人は積極的に摂った方が良い栄養素です。

医学的なことはよくわかりませんが、腎臓の機能がじゅうぶんじゃないと血液中にカリウムが多くなるみたいです。


私の場合、今はまだ「このまま行くと病気になるよ」という未病状態なのですが、胡桃は我慢対象食材なのです。


 日常は我慢することにしています。それでもたまに、夫のためと言いわけして、禁断の食べ物も作ります。少しだけ食べて幸せを感じることにしています。


 愚痴を並べましたが、それを嘆いているわけでもありません。たまにはこうして愚痴も吐きたくなりますけれど、自分のためですから。そういう食生活を受け入れてもいます。


 そういうわけで、に作った酒肴、「くるみの蜂蜜味噌がらめ」をご紹介します。


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【くるみの蜂蜜味噌がらめ】


 近況ノートに写真があります

https://kakuyomu.jp/users/kukiha/news/16817330663281189254


※ご注意 蜂蜜は1歳未満の赤ちゃんには食べさせないでください。


▼材料 2人分▼

生くるみ 120g

白味噌  大さじ1杯

濃口醤油 小さじ1杯

蜂蜜  大さじ2杯

酒  大さじ2杯


▼作り方▼

1)生くるみは、中火~弱火のフライパンで焦げないように軽く炒る。または、150度のオーブンで4~5分空焼きする。

2)鍋にくるみ以外の材料すべて入れてよく混ぜる。

3)鍋を中火にかけ、中心まで沸騰させ鍋を火からおろし、くるみを入れよく混ぜる。

4)3の蜂蜜味噌たれがゆるい時は、再び火にかけて少し煮詰める。

5)器に盛り、そのまま冷まして味をなじませる。


※白味噌は西京みそでも構いません。他の味噌でも作れますが、塩味が強めになります。

※蜂蜜味噌だれを煮詰め過ぎると、カラメルのように焦げてカチカチの飴状になりますので、その手前のタイミングで火からおろしてください。

もし固まった時でも、苦くなければ手で砕いて食べられます(失敗済み)


●醤油だれで作る時は下記分量で同じように作れます

蜂蜜大さじ2杯

濃口醤油 大さじ1/2杯

酒  大さじ2杯

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