8話

誰も生きてなかったのか.....

とりあえず国王殺しちゃったし犯罪者なのは確定だし逃げるのは決定なんだけど


「あ、ステータスって変化してるのかな...『ステータス』」


=======

聖導 誠

17歳  Lv,3

【称号】

《救いの導き手》《王殺し》

【ジョブ】

・魔導王〔拳聖〕

HP:C       MP:A

攻撃力:E    耐久値:F

素早さ:F     抵抗力:D

属性適性

雷(神)・火(特)・水(大)・風(大)・土(大)

装備

なし

【スキル】

・詠唱破棄

魔法を発動する際それに必要な詠唱を省くことができる

・魔力節約

魔法発動時に本来必要な魔力の1/2で発動できる

・インベントリー(収納物アリ)

なんでも収納可能

================


レベル以外に変化はなしか.....

あ!称号が増えてる

なになに...


=======

救いの導き手

心から助けを求める念を受け取りそれを成した者に与えられる称号

〔効果〕

助けを求める者を自動で感知しそこまでの道しるべを示す(本人にしか見えない)

願いの強さに応じて光の濃さが変わる

===========


=======

王殺し

王を殺したことで与えられる称号

〔効果〕

特になし

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救いの導き手に関してはともかく王殺しって何だよ果てしなく要らなさすぎる称号なんですけどぉぉぉーーー!!


「はぁー.....今日は災難な日だ。この称号って任意で消したりとかってできないのかな...」


=======

聖導 誠

17歳  Lv,3

【称号】

《救いの導き手》

ーーーーーーー

隠蔽中

《王殺し》

ーーーーーーーーー

【ジョブ】

・魔導王〔拳聖〕

HP:C       MP:A

攻撃力:E    耐久値:F

素早さ:F     抵抗力:D

属性適性

雷(神)・火(特)・水(大)・風(大)・土(大)

装備

なし

【スキル】

・詠唱破棄

魔法を発動する際それに必要な詠唱を省くことができる

・魔力節約

魔法発動時に本来必要な魔力の1/2で発動できる

・インベントリー(収納物アリ)

なんでも収納可能

================


できちゃったよ.......

とりあえず逃走だ

この部屋って無駄に豪華そうなものがあるからそれをどこかに売れば多少の金にはなるだろう...




そう考えつつ物色を始めるが.....


「これってよく考えたらどろb....」


いや!深く考えるのは止そう。後悔しそうだ....

しかし....この金の装飾とかってどうしてつけたがるのかな....僕が王なら銀閣寺風の質素な城にするけどなぁ~


「まぁ、王なんて自分の権力を見せびらかしたいだけなんだろうな」


よし!あらかた回収したからこれでどうにかなるだろう。じゃあ逃げますか!


と部屋から出ようとすると.....


『誰か!お兄様を助けて......‼』


その声とともに光の線が現れた.....


.....どうしようこれって新しく手に入れた称号の効果だろう

しかたない行くか


「あ、その前に国王も灰も残らないように燃やしちゃうか」


「我此処に命ず我が魔力を糧に灰も残さず燃やし去れ火1段廻魔法『黒炎こくえん』」


よし、これで遺体は消し去った....

あとは、


「我此処に命ず我が魔力を糧に周囲を明確にせよ無3級魔法『サーチ』」


この魔法は自分を中心に城全体の情報が入ってくるそれには誰がどこにいるかも入っている。だから、誰にも言わず誰にも見つからずその部屋に行けるってわけよ。正直もう正面突破で向かってくるやつ無力化しちゃってもいいんだけど.....

流石に悪くない人に魔法を向けるのは気が引ける....


廊下に出て薄暗い道を進み無駄に多い階段を上る。右に左に迷路みたいなところだな....

どうせなら転移とかできればいいのに.....

はぁ~無いものねだりは虚しいだけか






🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀

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