第2話 ついでに紹介1『メッセージ』

 SF映画の『メッセージ』も面白い。これが出世作と言ってよいヴィルヌーヴは近年、大作『DUNE/デューン 砂の惑星』を撮るが、正直、あれっという感じだった。ありがちなことといえば、そうだが。


 ちなみに原作の作家のテッド・チャンは短編(カクヨム基準でいえば、中編となるのかな?)の名手であり、この人の短編集も、また、おすすめである。最初に手に取るなら、『あなたの人生の物語』(本映画の原作のタイトルでもある)が良い。


 もう一人、SFの短編の名手といえば、ラファティがおり、これもおすすめである。私が読んだ『九百人のお祖母さん』は絶版――これは早川あるあるなのだが――のようだが、ほかに短編集が出ているようだ。

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