第13話

でもそれも悟ってますって

ひとり脳内仮想現実

頭の回転だけは早くなって

回りがよく見えてる分

無駄に妙ちくりんなプライドだけあって


なんでそんなことしてんのって

できないくせに見下してしまう陰湿さもあり

動けない自分のことも

それもまた悟って・・・みたいな

1人で螺旋階段グルグルグルグル

今思春期の家庭環境の有事だって

騒いだところで

その闇から抜け出せるのは至難の業


そんなことまであたしにはわかってる

だって

もがくためのエンジンとなる

♡年相応のバイタリティ

♡ガソリンとなる好奇心

どっちも持ち合わせていない


そんなことひとりで悶々と考えて迷走して

考えにふけまくってる分

(すべて無駄な行動)

クラスメイトよりマセてるのに

経験値皆無な分

身動きが取れない


こんなにも頭の中パンパンにしてるのに

当たり前のように

年相応の経験たくわえて

バイタリティー増やしてく

同級生や先生たち

大人社会からは

コミュ障の無能者扱いだよ

死ね

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