第2話 兄と妹


「おにぃ!! 遅い!!」


 ほらね?


 「ごめんなぁ、レイラ。遅くなってしまった。お詫びに5番通りのパン屋でクロワッサン買ってきたから」


「ふ、ふんっ! ……そう。まぁ、許してあげなくもないよ。」


 ちょろくて不安になるわ、この娘。


「ありがとうね。じゃあ、いただこうか」


「そうね、いただきま____」

 

 あっ!


「ちょっと待って。忘れてた。……はい、スープ温めたよ」


「ありがと、じゃあ改めていただきます」


「いただきます」


「……おにぃ、ご飯足りてる?」


「大丈夫だよ」


「これ、分けてあげるわ」


 レイラの好きなクロワッサンを半分分けてくれた。うちの妹優しいぃ……。ジィーーン



__________________



「おにぃ、今日の仕事は?」


「今日も探索しておこうかな。薬草やキノコとか売れそうなの見つけたら採ってこようと思うよ」


「そう。気をつけてね。危なくなったら必ず呼んでね。助けにいくから」


「ありがとう。でも、ちょっと目立ちすぎてるかも」


「良いじゃない? 悪いことする人が少なくなるんじゃない? 誰だって命は大事だし」


「あんまり手を汚して欲しくはないけどね。それじぁあ、行ってきます」


「いってらっしゃい」









__________________


 どうも読んでくださりありがとうございます。作者です。突然頭に浮かんだ作品であり、忘れないように書いただけの作品です。似たような話があれば削除させていただきます。続きを書くかは検討中です。



 大学の講義中に何してんだろ俺は。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る