第2話 兄と妹
「おにぃ!! 遅い!!」
ほらね?
「ごめんなぁ、レイラ。遅くなってしまった。お詫びに5番通りのパン屋でクロワッサン買ってきたから」
「ふ、ふんっ! ……そう。まぁ、許してあげなくもないよ。」
ちょろくて不安になるわ、この娘。
「ありがとうね。じゃあ、いただこうか」
「そうね、いただきま____」
あっ!
「ちょっと待って。忘れてた。……はい、スープ温めたよ」
「ありがと、じゃあ改めていただきます」
「いただきます」
「……おにぃ、ご飯足りてる?」
「大丈夫だよ」
「これ、分けてあげるわ」
レイラの好きなクロワッサンを半分分けてくれた。うちの妹優しいぃ……。ジィーーン
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「おにぃ、今日の仕事は?」
「今日も探索しておこうかな。薬草やキノコとか売れそうなの見つけたら採ってこようと思うよ」
「そう。気をつけてね。危なくなったら必ず呼んでね。助けにいくから」
「ありがとう。でも、ちょっと目立ちすぎてるかも」
「良いじゃない? 悪いことする人が少なくなるんじゃない? 誰だって命は大事だし」
「あんまり手を汚して欲しくはないけどね。それじぁあ、行ってきます」
「いってらっしゃい」
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どうも読んでくださりありがとうございます。作者です。突然頭に浮かんだ作品であり、忘れないように書いただけの作品です。似たような話があれば削除させていただきます。続きを書くかは検討中です。
大学の講義中に何してんだろ俺は。
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