4人目 『ハッピーだーりんウォッチング・わくわくタコ・ジャーニー』

 ・作品:ハッピーだーりんウォッチング・わくわくタコ・ジャーニー

 https://kakuyomu.jp/works/16817330656801928084

 ・作者: 狂フラフープ 様

 いらっしゃいましたね!お待ちしておりました!ありがとうございます!

 というのも、実はこの企画のきっかけのひとつは狂フラフープさんなのです。先日、和田島さんがTwitterにお顔を出されなくなっていた時期がありまして、そのとき、ついつい和田島さんをモデルにしたお話を書いてしまったとおっしゃっていたのが狂フラフープさん。ちなみに、その頃の私はチャットAIに和田島さんを演じさせようとして失敗していました。何故か真逆の言動ばかりされて、ぶちギレていました。

 まぁ、それはともかく。私は狂フラフープさんのお話が気になって気になって、読みたくって堪らなくなってしまいまして。もう居ても立ってもいられなくなって。やりました。やらかしました!この企画を!

 でも、もうしょうがないですよね。だって、いろんな和田島さんを見たかったんですもの。たくさんの和田島さんに会えた今心より開催してよかったと思っております!最高……!きっかけをありがとうございました。

 また、紹介文に書かれてる件なんですが、私のミスのことです。実は企画開催時には、参加条件を『和田島さん作品に34以上星入れること』としてたんです。でも、それは自主企画のルールに抵触するのではないかと気づき、後になって変更しました。ごめんなさい。

 ただ、もしそのルールであれば、また別の物語があったようで、惜しい気持ちでいっぱいです。でも、この作品も最っ高でした!


 この作品は浜辺でイジメられるタコに出会った主人公が彼と一緒に和田島さん会いに行くお話です。和田島さんへの想いを明るく話す青い不気味なタコと、それを冷静に見つめる語り手のコンビが、スクーターで走る様がとても魅力的。

 ただ、タコの会いたがる和田島さんの正体が終盤まで明かされず、和田島さん小説というより、和田島さんのことが好きなタコの小説になっています。

 おそらくこれは私のせいです。ごめんなさい!私はTwitterのアカウントを青いタコにしていまして、終始和田島さんのことばかり呟いていた時期がありました。その影響ですよね、たぶん。重ね重ねごめんなさい!


 ただ、タコ小説になってることで、和田島さんをおくとりょうを通して見ているお話になっていまして、それがすっごく素敵でした。

 和田島さんのことを騒ぎ散らかすタコを見て、見知らぬ和田島さんへと想いを馳せ、飛び去る姿を共に眺めるというこのお話。私の和田島さんへの気持ちに寄り添ってくれているように感じてすごく嬉しかったんです。

 でも、これって和田島さんを知らない人が使うタイプの手法ではありません?『和田島さんのことは知らないけど、めっちゃ騒いでるヤツがいるから、見に行ったら確かにすごかったな』って話じゃないですか!つまり、和田島さんへの具体的な描写を減らすこともできる作戦。えー、狂フラフープさんも和田島さんのこと大好きなくせにー!

 と、ちょっとツンデレを感じて二度美味しいなぁとも思いました。狂フラフープさんが和田島さんをお好きなことも知ってるので。

 また、和田島さんを知らない人にも寄り添ったお話とも思います。そもそもこの自主企画自体は和田島さんを知らない人からすれば、わけの分からない企画でしょう。一応、説明は書いたつもりですが、実際どう思われているのかは分からない。もう完全に知り合い同士だけで盛り上がるような趣旨の企画ですし、開催してよかったのかという気持ちもまだちょっとあります。

 ただ、和田島さんを知らない視点から描かれたこのお話なら、和田島さんを知らないことが問題にならずに楽しく読んでもらえます。狂フラフープさんはそれを狙って書かれたのかなぁと思いました。ありがとうございます。

 また、同時に今まで和田島さんを知らない方もこのような手法をとれば参加できるということも示されているんですね。こちらは意図してではないかもしれないですけど。

 毎回読む度に実力を見せつけられてしまう作者さんなんですが、今回もまた、めっちゃ小説上手い人だなぁと感服させられるお話でした。

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