第27話 孤児院改革④

 ラポーラは孤児院のみんなに荷物を全部出すようにつたえる。


「さー、引っ越しだ!」


 ラポーラは話す。みんなびっくりしている。せっかく庭やプールなんかも作ったのに?という顔だ。


 荷物を全部出した事を確認すると、ラポーラは建物が更地になるのを思い浮かべて創造魔法をかける。建物はなくなった。そして、ラポーラの考えた建物を創造する。建物はあっという間に4階建の綺麗な建物になった。


 

「さぁ、引っ越し先だ。まずは探検に行くぞ。」


 1階は入り口が二つある。1階はテーブルが左右に二つあり、それぞれ壁で分かれている。

もう一つの入り口からは2階に行く階段がある。

中央に20人ほど座れるテーブルがある。その奥には台所がある。



 中央の左右には部屋がある。今の人数より多く作っている。年齢が高い子どもは1人部屋で小さい子どもは複数で寝るようになっている。


 部屋はそれぞれ自由に選んで荷物を後で運ぶ事にした。


 3階は冒険者の訓練場と解体場だ。防音も大丈夫だ。4階は加工の勉強部屋と商業の勉強部屋だ。


 ちなみに屋上もある。屋上はガンがこれるように作った。


 2階のテーブルにみんな戻ってきた。みんなぬジュースを渡しラポーラは話す…


「さー、新しい建物はどうだ?」


 それぞれ嬉しそうに、感想を言っている。気に入ったようだ。


「じゃあ、暮らす中での約束を決めようか。」


 ラポーラが決めた約束事はこれだ。

名付けてバイス孤児院の7原則だ。


①みんなで建物は綺麗に掃除する。

②勉強を頑張る。

③いっぱい食べて、いっぱい遊ぶ。

④約束を守る。

⑤秘密は他人に言わない。

⑥それぞれの目的を持つ

⑦楽しく過ごす。


「決めたが1番大切なのは、楽しく過ごす事だ。じゃあ改めてバイス孤児院の始まりだ。」


「カンカーン!」

「「「カンカーン!」」」


 カンカーンはいわゆるカンパーイらしい。さぁ、ハードは完成した。では、みんなの訓練に向けてラポーラはまず、ステータスを確認した。


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名前:ラポーラ

年齢:7

種族:人族

性別:男

レベル:101


体力:500+3300

力:500+3800

魔力:450+4300

知力:5000+11000



【能力】

創造魔法(生物、希少金属以外)、福祉力Ⅳ、異世界知識Ⅲ


【スキル】

アイテムボックス(201)土地の加護、採取、鑑定、解体、戦闘(剣術、防御、投擲、罠、)、回復、索敵、危険察知、鳥目、設計、


【福祉力スキル】

ラポール、面談、アセスメント、支援計画、


【ラポール間スキル】

意思疎通、ステータス解放、


【その他】

4種族とラポール間スキル使用可能[4種族と仲良しの間は4種族の力、スキルがステータスに大きく反映されます。]


人族10名とラポール関係。[ステータスには反映なし]


管理者権限により、仕事の種類を割り振り可能

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 なんかレベル上がって見やすくなったな。神様のおかげかな?よし、欲しかったスキルがあるぞ。よーし、次だ。

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