挿話 やっと

 異世界に来て 2日目の夜。オロチューが仲間になり、創造魔法が希少金属以外となり、やっと念願の鏡を造る事が出来るぞ。



 えっと、鏡はとりあえず顔が映ればいいから、銀の板で表面が凹凸もなくツルツルなものでいいか。


ラポーラは顔が映るくらいのツルツルを創造して魔法を唱えた。手には綺麗な銀盤ができていた。鏡より少し劣るがしっかりと見れそうだ。



ラポーラは顔をやっと見ることができた。

パッと見た第一印象は前世の安田とは全く違った将来イケメンを約束された男子であった。



顔つきは日本人ではなく、何処かの国とのハーフみたいな感じであり、髪はシルバー、目はパッチリ二重で鼻もシュッと高く、口は薄い。前世にはいない感じのイケメンで、異世界だなという感じであった。



「これが俺か。アクセサリーでもつけてみようかな。」



あまりにもイケメンなので、前世で出来なかった事が出来ると思った。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る